占い師として14年、占い館に所属して。
セッション】
占い師になったのはひょんなことからである。
家庭が崩壊した。
子どもが生まれ専業主婦という地位を手に入れて数年目のことであった。
全てが変わって、さてどうする?
幼少期より愛を求めて3000里
生きづらい。
生きづらいぞ。
今から思えば温かい家庭を求めて必死になっていたが故に難なくまさしく崩壊した。
その頃いろんなワークショップに出入りしていたがその時の仲間に半ばヤケクソで言った。
「占い師になろうか。」
関西人の私はそこでどっと笑いを取りに行った感覚であったがその場にいた人たちは冗談とはとらずみんなが熱い目で「すごくいいと思う。」と大賛成であった。
タロットは若い時よくしていたがいろいろあり長く封印していた。
えーそうなのか。占いかぁと思っていたら
先生に「占いは1番敷居の低いカウンセリングだよ。」と言ってもらった。
(先生は今では本を何冊も出している大人気占い講師となられている。)
そんなこんなでその先生の口添えで店までできてしまい(私の働く場所がいるねという事で)タロットも勉強し直しその占い館で占い師として鑑定を続けている。
14年かぁと遠い目になる。
のべ15000人くらいは鑑定していると思う。
私が1番気にしているのは自分の投影に気をつけるという事。
例えば、浮気されて傷ついた占い師は不倫しているというクライアントを心の奥底で許せないとかね。(たまに叱り飛ばしている占い師さんがいる)
占いに私のさまざまな人生経験はとても役立っている。
しかし自分の課題や問題にはケリをつけておく必要があるということ。
それで私は心理セラピストトレーニングを受けることにして自分を見つめようとしている。
キツイけど。
人は幸せを自分の中に花ひらかせるために
生きてると思う。
そのお手伝いができたらいいなぁ。
14年経って今ここではそう思う。
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