3番目の習い事

最近習い事の出来事が多い。

よく、プロサッカー選手のお母様が
「2歳ぐらいからボールを蹴っていました」
的なエピソードがあるが
あれを私はあまり信じてはいなかった。

実際子どもを育ててみて
ボールぐらいなんぼでも蹴るやん。
と思ったのも確かだ。

しかし3番目が産まれて
2歳ぐらいになると、
赤ちゃん難語を喋りながら
立派にボールを蹴るのである。

私は驚き「サッカー選手のお母様たちはこのようなことを言っていたのかもしれない」と思った。

しかし、3番目はサッカーを習いたいとは言わず
野球にハマり父親と公園でひたすら野球。
空手にハマり習い始める。
水泳にハマり幼稚園の夏休みに習う。
バドミントンにハマり親戚と永遠バドミントン。

習うまでいかないことばかり。

遊びたいから習いたくはない。

と言っていたのにも関わらず

一年生も終わりそうな今、
学校からのチラシでサッカーなものを持ってきて
「これやりたい!」と自ら言ってきたのだ。

うわー!!!きたー!!!
運命のスポーツに出会ったー!!と思った。

体験できると言うので連れて行くとになった。
朝から
「みんな大きめのTシャツきてたからお兄ちゃんのTシャツ着ていっていい?」とか
「やってなかったらどうしよう!」とか
「まだ行かないの?!」とか

めちゃくちゃ楽しみにしているではないか!

いざ、サッカーが始まると3番目は真剣にやっていたようだ。

私がお迎えに行くとミニゲームとやらをやっていたお兄さんお姉さんをじーっと見つめていた。
私にそっと近寄って
「ここでやりたい!入りたい!」と言った。

初めて硬いボールでヘディングをして
頭痛かったと言う。

そうかそうか。入りましょう。

そのあとお腹すいたー!!と叫ぶ姿は

とても逞しかった。


家でふすまに向かってボールを蹴り
ドン!ダン!ドン!ダン!。。。

ふすまが壊れる日も近い。。


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