字が汚い5年生
面談の時期がやってきた。
3人の子供たちの面談を1日でやってのけた。
3番目は一年生。先生がとても褒めてくれた。
褒めていたと伝えてくださいと何度言われたことか。
私も鼻が高かった。
続いて娘は3年生。
この間少し乱暴なことをしてしまったと先生から電話をいただいていたのでその謝罪から。
先生は体調があまり良くない感じだった。
やつれているような。
娘にもよく言って聞かせますと話が終わった。
続いて長男5年生。
夏休み明けの本を無くしてしまい、その謝罪から。
親の責任だなと思ったので弁償させていただければと言ったのだが、学校の本は市のものだから弁償とかはできないという。
しかも、長男から返ってきていないからと言って図書室にあるかないかはわからないらしい。
だから、娘か3番目が間違えて返していてもわからない仕組みらしい。
3月に本を全て調べるのでその時までわからないという。
とりあえず、夏休み明けに確実に持って行った、または、なかったという確認ができていなかったことはとにかく謝っておいた。
それから先生は息子の字について話し始めた。
確かに、一年生からずっと面談のたびに言われてきた汚い字。
私たちも夏休みにひらがなを練習させたり、字については口が酸っぱくなるほど、言い続けている。
鉛筆は削っておいた方がいいから鉛筆削りを持たせる。長い方がいいから長い鉛筆を持たせる。消しゴムはちゃんとしたのを持たせる。など、できることはやってきた。言えることも言ってきた。
それでも人様が読める字を書かない。
息子に聞いてみると
めんどくさい。という。
めんどくさいだけなら、やればできるということになるが、そうでもない。
ノートもぐちゃぐちゃになっている。
しかし、彼のすごいところは
勉強が全くできないわけではない。
先生はあまり評価していないようだったが
彼の成績は悪くない。
漢字テストはダメだが、
理科社会、算数はできている。
先生も多分、口が酸っぱくなるほど言ってくれたんだと思う。
だから、もしかしたら息子は学習障害かもしれないと言った。
調べられますよと教えてくれた。
息子よ、先生にそこまで心配されてもまだ気づかないのか。
お前のために言ってくれていることに。
これから中学生、高校生、字が汚くてバツをもらってどうする。
この愛が見えないのか。
何度もここで変わらなきゃとけつを叩いてきたが
損するのは自分なんだから
もう少し頑張りなさい。