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どうか子供も大人も心を守って生きて欲しい。

自分の中の切ない気持ち。


私が仕事場でお世話になっている先輩のお子さんは、小学校高学年の女の子。
赤ちゃんの頃から知っている。
うちのムスメちゃんの七五三の着物もいつも借りていて、同じ着物で写真が残っている。


仕事でも私を社会人という人間に育ててくれた先輩の一人。
今回の我が家の不登校〜病気休業でも迷惑を掛けている。

いつも「だいじょうぶだよ」「晴れパンちゃんが居てくれて良かった」「一緒に頑張っていい職場にしていこうね」って言ってくれていて、信頼してくれていた先輩。



その先輩の娘さんが、最近自傷行為を始めた。

悲しいし、辛い。

その娘さんの心の内も。
その傷を見たときの先輩の気持ちを察するのも。


自傷のそのほとんどがアピールとしての行動ではないことをまず理解して下さい。人間関係でのつまずき、将来への不安、自分自身に対する不快感など、自分ではどうにもできない、強烈な不快感情に抵抗するための、孤独な対処法が自傷なのです

こど看「子どもの傷つきやすいこころの守りかた」より


その子が柔らかいカラダに自ら傷をつける。
それほど心の中に孤独や不安という葛藤を抱えている。
そう思いを巡らせてしまうと、HSPの私は一緒に飲み込まれてしまう。

思考を切り離して考えないといけない。




この歳でも女性[ホルモン]に支配されて感情のコントロールが難しいのだ。
子どもだって成長[ホルモン]という、ぐるぐるとモヤモヤと体中を巡るものに支配されたら、それでなくたって自分という存在を保てない。


そんな経験は私もしてきた。
思春期はそれが正常で、反抗期として親や社会に反発してきた。


今という現代は、その反発も難しくなってきたのかな。

親も仕事で家に居ない。
学校もコロナ禍で人間関係の距離感が難しくなった。
少し騒げばいじめという問題行動と言われ、交友関係も複雑化した。
学校は行くのは当たり前、絶対休んじゃいけない。


外に反発することができていた昭和や平成。
外側に荒れていられたじゃない。


それができなかったら、自分という内側に溜め込んじゃうよね。
ぶつける先がなかったら、それって辛いよね。


うちの息子も小2で内側に溜めて、吐き出せなかった。
そこには凸凹があったからかもしれないけど、これから成長とともに[ホルモン]も登場してくる。


そのとき、またどうなっていくんだろう。


うちは一旦、【不登校】という形で家庭の中の人生の1つを振り返ることができたけど。


子ども達はまたここから乗り越えていく山や崖があって、登ったり下ったりしていく。
その全てに、親が付いていくわけにはいかなくなっていく。


困ったときに頼れる存在として、ここにいること。
あなたを心配する存在として、最終的な居場所となること。

それが親としてできることなのだろうか。


最近、『過保護』と『過干渉』の違いを意識している。


もう、うちは過保護でいいと思っている。
『与えるだけ与える』


でも過干渉にはならないようにしたい。
『何度も口を出すことはしない』

👆これがめちゃくちゃ難しい(笑)

ついつい、言い過ぎる。
だって返事しないし、動かないし。
で、怒り返される。


(わたしはいま過干渉をしている)と認めて、反省し、放って置く。

そして、大人である自分の心も守って、休んで、元気になろうとしている。




私の大好きな先輩の家庭も、どうか健やかに心身の元気を取り戻すことができるように、心から祈っている。




不運や不幸の中に、必ず小さな幸せのおまけがある。

ゲッターズ飯田


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晴れパン / 多様な学びを願う×不登校兄妹のママ
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