#6 憧れの場所 南米
南米は魅力的なところがいっぱいありますが、飛行時間が24時間から
26時間ほどかかります。それが場所によっては30時間以上かかることも
あるのです。そう考えると、テレビの特集だけで我慢しようかなぁと
思ってしまいます。
ドラえもんの【どこでもドア】があれば本当に良いのですが、……
ひと口に、南米とはいっても広大な土地であり、国も様々で特色が違います。
それがわかった上で、その中でも行ってみたい観光地を3つあげます。
イグアスの滝
その水量や圧倒的な大きさを、体感できればどんなに嬉しいでしょう。
私は、ニュージーランドでマオリの人たちの聖地となっているフカ滝を
訪れたことがあります。その時は突然、目の前に現れた圧倒的な水量の滝に
おもわず、「あっ」と叫んでしまいました。
テレビ番組等で見るイグアスの滝は壮大で、その80%がある
アルゼンチン側から眺めてみたいです。
マチュピチュ
小学生の時、初めてインカ帝国の遺跡の記事を見ました。もしできるならば、秋分の日など特別な日に行きたいです。なぜあんな場所に要塞都市が作られたのかが、とても不思議です。謎が多いだけに興味をかき立てられます。6月にある太陽の祭であるインティライミも一度見てみたいです。
ウユニ塩湖
まるで、水鏡のような湖面が不思議です。こんな情景が、地球上にあるとは、にわかに信じがたい感じがします。自分の姿を映してみて、別の姿が見えたら、さぞかしびっくりするでしょう。
なぜか突然、湖が自分の本質を見せてくれるような気がしてきました。
表面上取り繕っていても、「ヤマイヌ」が映ったらどうしましょう。
なぜここで突然「ヤマイヌ」が出てきたかと言うと、妹に一度『私を動物に例えるなら何になる』と聞いたら、「ヤマイヌ」と答えたことがあったのです。
私はもちろん可愛らしいうさぎなどとは答えてくれないだろうと思っていましたが、その答えには正直、ショックを受けました。
まず、ヤマイヌは野生で、凶暴です。
でも、最近思うのですが、私は何かをしようと決めたら,どこからエネルギーがふつふつと湧いてきます。また私には一匹狼的なところがあるので、あまり人と群れるのは好きではありません。だから仲のよい友達も限られていて、たくさんの人と広くお付き合いするのはどちらかといえば、苦手です。妹は昔から私の本質を見抜いていたのでしょう。
行きたいところのベスト3を考えながら、私が南米を訪れる可能性は、
ほぼ0%に近いと思っていました。ところがこの記事を書き始めた翌日の
新聞にクルーズ船で行く南米の紹介記事が載っていました。
それは南米への新しいアプローチです。
クルーズで行くならば、行程にゆとりがあり、飛行機では体力的に自信が
ない人も参加できる可能性が高くなります。船は、ーMITSUI OCEAN FUJI ー
以前にっぽん丸に乗船したことがあるので、その名前は知っていました。
90日間の長い船旅なので、日本の船だと心安いです。昨年私は外国船に乗り
ましたが、毎日ご馳走続きで食事も満足していましたが、10日で胃腸が
疲れてしまいました。そうなると、日本船は和食が充実しているので
長い船旅に向いています。
2025年1月9日に出発のその南米ワールドクルーズは、リオのカーニバル、
イースター島観光もついています。そして、私の行きたいタヒチの
ボルボラ島も訪れます。また帰りはホノルルを経由して横浜に戻ると言う
行程です。
問題は価格です。8月31日までは一部のカテゴリーで早急割引が実施されて
います。しばらくはデジタルパンフレットを見ながら、いつもの妄想の旅を
することにしました。