![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110598242/rectangle_large_type_2_2c3f2951bab8c7521c7f59b08e142587.jpeg?width=1200)
ドラムマシンの修理 vol.3
今回は基板とメカニカルパーツの清掃をおこなっていきます。
早速、基板1枚目から。
![](https://assets.st-note.com/img/1689168336145-KkwQIYGDZV.jpg?width=1200)
背面のパターン部分へフラックスクリーナーを吹きかけて、歯ブラシでこすって汚れを落とします。
最後はパーツクリーナーでフラックスクリーナーごと洗い流しました。
上面のジャックとスイッチ類は、接点洗浄剤で汚れを洗い流しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689168494876-CjpAfc6yJt.jpg?width=1200)
だいぶきれいに仕上がりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689168568720-YxiRrPSSGc.jpg?width=1200)
次は2枚目です。
メカニカルパーツがくっついているので、後でこちらも洗浄します。
![](https://assets.st-note.com/img/1689168689051-SQGxeR4COS.jpg?width=1200)
基板は1枚目と同じ方法で洗浄します。
メカニカルパーツは接点洗浄剤で全体を清掃しました。ボタン部分のみ、エタノールで拭き掃除しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1689168883635-Rml07YEYyR.jpg?width=1200)
もう一つパーツがあるので、こちらも同じ方法で。
![](https://assets.st-note.com/img/1689169119654-kNMWrHCpLi.jpg?width=1200)
清掃は完了しました。
基板のパターンを見ていると、2枚目の基板に断線がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689169202294-nAUUgHf7yo.jpg?width=1200)
元々あったものか、今回の修理でつけてしまったものかわからないのですが、補修します。
まずは、表面のコーディングをリューターで研磨して少し剥がします。
削りカスはフラックスクリーナーで洗い流しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689169274745-pbSSHLpJUt.jpg?width=1200)
露出した導線に短いリード線を乗せて、はんだ付けをします。
![](https://assets.st-note.com/img/1689169347966-bYwtd7jrWz.jpg?width=1200)
テスターで導通を確認できたので、ひとまず完了です。
この後、一度組み上げて動作確認してみたのですが、問題は解消しておらず、次はコンデンサーの交換をしてみようと思います。