シニアの為に。No.1
日本のデイサービスや老人ホームの人員基準には、
シニア何人に対して、職員さんが1人と言うような対比があるようです。
家族としては、目が行き届くかどうか気になるポイント。
働く側も気になるポイント。
事務の人も人数に入いるのですか?
スタッフさんの人数が規定通りいても、
不思議な居住設営になっていることがあり、
実際のスタッフさんの向いている目は、
シニアに向き合っていなくて、私でさえ気になるところがあります。
スタッフさんにとっては、
きっと、、、その職場で働き始めて、
それがその職場で継続されているから、
違和感がないのか?
職場に言えないのか?
言っても改善してもらえないのか?
と、気になる点があるところがある。
例えば、
シニアと、TVと、食器洗い場の位置関係。
シニアの顔が見えない位置に職員さんがいるような設営。
シニアの背中を見て、食器あらいながら、同じTVが見れる位置。
PCで記録をつけるのもシニアの背中しか見えない位置関係。
これでは、シニアの顔の様子は、見れない。
顔が見えない事に不安は、ないのかが不思議です。
人員基準には、達しているが、
実際のところこんな現場を見ています。
傾眠が始まり出したか?
1日どのタイミングで何分ぐらいしているのか?
どうやって判断できるのだろう。
早い段階での判断ができるのだろうか?
この部屋の場合は、
水回りの関係があるなら、TVを反対に向けることで、
食器を洗いながらでも、顔の様子が見れる。
スタッフさん達は、その違和感に気がついてほしい、
声をあげる事ができないことが、おかしい。
これで問題が起きていないから、
今から変える事で不具合があっても困るなどの理由かもしれない。
また、シニアの記録をつけるPCが壁に向かっているところもあった。
これは、スタッフさんの2つの目が壁に向いている。
このPCがそのようにセットされているからと、、。
でも、コードを伸ばし、PCを反対側にむけ、
小さな音の変化に気づけば、目を動かすだけで、
シニアを見る事ができる。
あの転倒が防げたなど、、。
悔いるところがないのか、、。
また、部屋の端っこの丸テーブルに、
横向きでPCに向かっているところもあった。
スタッフさんの座る椅子を少し動かし、
シニアに向かって座れば、
PCの向こうでなにか変化があったら、気が付くでしょう。
フロアーにいるということは、その規定人数に入っていること。
任務の記録を集中してつけなければ、ならないのもわかりますが、
その向きをシニアにむけてほしいとも思う。
視野に入れてほしい。
縦長の部屋だったら、
どこが立ち位置がいいのか皆の顔がみえるところ。
寝ているのか、具合が悪いのか?時間との闘いの処置もある。
そこで働くスタッフさん、気がつくことがあれば、
是非、声に出して、改善してもらいたい。
人員が確保していても、
上記のような場合があり、
そこで働いている人、
または、どこかで働いていて、転職してきた人達は、気づきやすい。
入りたての人が気が付くわけです。
気が付く人とつかない人もいるので、
会社は、聞く耳を持って、
いいきっかけとして受け止めて改善してほしい。
本来の目的:スタッフさんの目をシニアに向けることを。
実は、シニアのとっても、
シニアが見ている視野にスタッフがいなければ、
今、誰もいないんだと、
トイレ行きたくても、あきらめているかも。
物を落としてしまい、拾えなくてあきらめているだろう。
シニアの目の動いた事で気がつく、声かけして下さるスタッフさんいたら、
預ける家族は、どんなに安心だろう。
スタッフさんがシニアの後ろにいても
シニアの心の声が聞こえない。
会社がやってくれないから、、とあきらめてしまわず、
あなたが担当するシニアの安全を確保する為に、
あなたが全責任を負うつもりで、どうすべきかを考えてほしい。
世間では、人出が足りないと聞きますが、
怖くないのかなと思ってしまうのは、私だけなのかな。
人出が足りなかったら、
この言葉を発した時点で危険を見逃すと言う意味になると思う。
そこで働くスタッフさんとっても、
シニアにとっても、
安全に過ごせる場を管理する人がいてほしい。
それは、お役所の立場の人。外部から判断してほしい。
それが週1回でも見回りしてくれたらと思う。
また、その施設で問題があれば、
役所に報告するところがあり、視察に来てくれるようです。
レストランでは、食の安全が確保できているかどうかと同じ。
食中毒が出てから営業停止では、遅し。
車の運転も危険予測できるかどうかのビデオを見るのと同じ。
人間の命、そして管理の質。
ビジネスを追っかける目だけでなく、
本来の目的に目をむけてほしい。
壁のPCの位置を動かすだけでもいいのです。
そこで働くスタッフさんの為にも。
そして、大切な家族を。
そして、終の棲家と選んだ家族の為にも。
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