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#聴いてみた 第1976回N響定期公演その1

1月25日に放送されたNHKFM「第1976回N響定期公演」を、らじるらじるで(twitterハッシュタグは #N響生放送  )で聴いてみた。

曲目

指揮:トゥガン・ソヒエフ 管弦楽:NHK交響楽団
「ビオラ協奏曲」バルトーク作曲 (ビオラ:アミハイ・グロス)
「『ダフニスとクロエ』組曲 第1番、第2番」
ラヴェル作曲 「交響詩『海』」ドビュッシー作曲

ビオラ二スト アミハイ・グロス

今回のN響定期公演はバルトークのビオラ協奏曲からスタート。何でもビオラ二スト アミハイ・グロス所有且つ今回使用されたビオラは1570年製のガスパロ・ダ・サロ。日本で言えば徳川家康が生きていた時代、ちょうど姉川の戦いの年である。

バルトーク遺作のビオラ協奏曲。
NHKによると、バルトークはこの作品の完成直前に白血病が悪化…死後、友人であるハンガリーの作曲家ティボル・シェルイが補筆完成させた曲と解説があった。

まずビオラの音色が何ともふくよかで多彩な表情を見せる。こんなにビオラって雄弁と語る楽器だったのかと思うほど。1570年製のビオラを演奏するはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ヴィオラ奏者アミハイ・グロス。まるでビオラの魔術師の如く縦横無尽に駆け上る。素晴らしい演奏だった。

アンコール曲 は
バルトーク:44の二重奏曲から第37曲 プレリュードとカノン
(アミハイ・グロス&N響主席ビオラ奏者佐々木亮)
ベルリン・フィルとN響の首席ビオラ同士の演奏、こちらも名演奏だった
🎻🎻

休憩中のCD録音からは、バルトーク「シク地方の3つのハンガリー民謡」
ピアノ  フェレンツ・ボーグナー 
素朴な中にバルトークのエッセンスが感じられた🎹

(続く)

 

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