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体験入店に行く

きっかけ

2022年8月ーー
コロナがまだまだ猛威を奮う時期、私はブラック企業で働いていた。
ある日、クラスターが起きて会社は臨時休業することに。
しかし、休業中のお給料は補償されないとのこと…


奨学金と学生ローンを二重で借りていたので

これはやばい!!

期間限定でアルバイトを探した。
とはいえ、たったの2週間だけ働けるところなんて見つからず、難航していた。

そんな時に見つけたのが

時給4,000円〜 +各種バック
短期だけでもOK


あ、ありがたぁー!!
どんな仕事なんだ?どれどれ…


キャバクラかぁ…😥😥
どうしよう……

背に腹はかえられぬ!
よろしくお願いしまぁぁぁす(サマーウォーズ風)と応募ボタンを押したのであった……



応募からの流れ

返信は応募したその日のうちに来た。


『いつ面接に来れますか?』


本当に縁のない世界とアクセスしてしまった……と憂鬱だった。
『今日でもいいですよ』とのことだったので、怖気付く前に行ってしまうことにした。


や、やってしまった……

どうせ女の子同士は顧客の取り合いで殺伐としているんだろうな…(T_T)

お酒もたくさん飲まなきゃいけないのかな…


『18時に田舎駅で待ち合わせでお願いします』


改札までボーイさんが迎えに来てくれた。
道中、緊張した私を和ませるためにたくさん話しかけてくれていたが、それどころじゃなく、
「ハハハ😅」と苦笑いしていた記憶がある。


面接は普通のバイトと同じ流れで進んでいった。
『今日から体験していく?』
「あ、じゃあ終電まででお願いします…」
『送迎あるから時間は気にしなくていいよ』
「今日は一旦終電くらいまででお願いしたいです」

かなり緊張していたが、在籍の女の子が更衣室に案内してくれて、貸しドレスやヒールを準備してくれた。

予想してたのとは違って、親切にしてもらえたので少し安心した。

まずは店長がテーブルマナーや、仕事の基本を教えてくれた。

この時言われた内容は、

・とにかくリラックスして話せばOK
・お酒の作り方(分量や所作)
・タバコを持ってる人には灰皿を出す
・灰皿に2本吸い殻が溜まったら、綺麗な灰皿を重ねて回収して、新しいものと交換する


『まずは優しい常連さんに付けるからがんばってみて😊』

うわぁ、、、何を話せばいいんだろう??
と不安な気持ちでいっぱいだったけど、お客さんは自分からどんどん話をしてくれた。

というかむしろ、

自分の話したいことを勝手に話している

という様子だった。


平日だったこともあり、初日は2席くらいに付いて上がらせてもらった。


はあ……
これからやっていけるのかな??


to be continued.....

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