さかなの短編集
ここはさかながXに投稿したALTのまとめです
「バイトばかりで彼女をほったらかしにしてしまいました」
最近バイトに精を出しすぎて彼女との時間を疎かにしてしまった。
そのため今彼女の茉央に捕獲されている。
茉:ねぇ、浮気?
茉:最近ずっと予定があるって朝から夜まで長い時間外に出て…
茉:やっと一緒に過ごせると思ったらスマホばっかり!
茉:浮気してるんでしょ!!
茉:ついさっきも他の女と連絡でもしてたんでしょ!
実際のところ浮気はしていない、他の女なんて茉央以外はいらない。
本当はそろそろ付き合って2年ということで奮発して最高のプレゼントでも送ってあげたい!そう思いバイトを多く入れてたのだ。
〇:ごめん…
茉:本当のことだから言い返せないんでしょ!
〇:それは違う
茉:それじゃあ何なの!
〇:今は言えないよ…
茉:じゃあ浮気じゃん!
〇:違うんだって…!
〇:LINEとかインスタとか確認していいからさ、ほら
茉:……怪しい女の影はない…
〇:待っててよそのうち分かるから
茉:むぅ…
〇:今日はいっぱいイチャイチャしよ?ね?
茉:分かった…ぎゅー…
〇:はいよ、ぎゅーね
茉:茉央、サビシイ愛ツタエテ
〇:自我を持った人口知能かって、りょーかい
〇:まずは笑顔が世界を2回は救えるくらい可愛い
〇:あとは透き通った声が好き、その声しか聞こえない耳になっちゃった
〇:純粋で誰にでも優しい性格が好き、茉央は女神様だよ
茉:いいよもう十分すぎるよありがとう…!
ここで〇〇は茉央への愛が溢れてしまう。
〇:あとはお胸がフランス料理みたいなとこかな
茉:ん…?どういうこと?
〇:量が少ないみたいな…?
茉:それは本当に愛を伝えてるの?
〇:もちろん伝えてるよ!
茉:でもお茶碗くらいはあるよね?
〇:いやぁ?平たいお皿かなプレートって言うのかな?
〇:でも最高だよ?
茉:許されない許せない
茉:〇〇覚悟しな
こうして茉央による思考矯正が施されたようで。
〇:茉央はお茶碗大盛り食べきれないよ…
さらに愛は深まりましたとさ。
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「ウザがられる人と満更でもない人」
〇:あーや!おはよう!
〇:あやっほ〜!!
彩:……
〇:あやっほ〜!!
〇:ねぇ!なんで挨拶返してくれないの!
〇:あやっほ〜!!
彩:あぁ!朝からうるさい!
彩:普通におはようだけでいいじゃん!なんであやっほ〜を連呼するの!
彩:やめてくれない!?
〇:ごめん…
〇:あやっほ〜好きなんだもん…
〇:あやっほ〜って言ってる時のあーやが好きなんだもん…
〇:ごめん…
彩:……
彩:別に朝から何回もあやっほ〜って言われるのが嫌なだけだから、それさえ気をつけてくれたらいつでもあやっほ〜返すから
〇:ホント!?ありがとう!
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〇:ねぇ!あーや!このグミあやみーじゃない!?
彩:え?これ?
〇:そうそう!
〇:初めて食べたときあやみーすぎてビックリしちゃったんだよ!
〇:これはめちゃくちゃあやみーだよ!
〇:どう?あやみーじゃない?
〇:あやみー過ぎて困っちゃうよなぁ
彩:……
彩:いや…!あやみーあやみー言い過ぎなんだけど!
彩:確かにあやみーだけど…!
彩:あやみーは彩が美味しかったときに言うやつだから!
彩:彩以外が乱用したら駄目だから!
〇:ご…ごめん…
〇:あやみーって響きが好きで…
〇:あーやのおいしいもの食べてる所が好きだからさ…一緒に聞けたらいいなって…でもやり過ぎたね…
〇:ごめん…
彩:別にあやみーを使うのが駄目なんじゃなくて何回も連呼するのが駄目なだけで
彩:これからはちゃんとあやみーの使い方考えてくれるなら使ってもいいから
〇:ホント!?ありがとう!
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〇:あーや2人で写真撮らない?
彩:写真?まぁいいけど
〇:ポーズはどうする?
彩:ポーズ?
〇:そうそう
彩:……
〇:どうしたの?
彩:ニタニタしてる、なんか企んでるでしょ?
〇:小川ポーズしようよ
彩:嫌だよ
〇:いいじゃん小川ポーズしようよ!
〇:右手の3本指で小、左手の3本指で川!
〇:小川ポーズ!
彩:恥ずかしいから解説するなぁ!
〇:撮ろーよ!!
〇:あやっほ〜もあやみーも許可出してくれたじゃん!
〇:小川ポーズもお願い!
彩:絶対嫌だぁ!!
結局小川ポーズも許可がでた
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「全然見つけられないかくれんぼをしてみました!」
自宅にてかくれんぼ選手権が開催された
それの参加者は僕と彩の2人、兄妹対決だ
制限時間内に僕が彩のことを見つけることが出来れば勝ち、逆に見つけられなければ負けになる
〇:もういいか〜い?
彩:もういいよ〜!
元気な返事が返ってきたので探し始める
今回はなんと!開催されるのが記念すべき20回目!
普通にやっても面白くないので見つけても見つけていないフリをする事にした
〇:どこだ!どこだ〜!?
僕は彩に緊迫感を与えるため声を出しながら探す
どうせ彩のことだから小さい体を活かした場所に隠れているのだろう
〇:浴槽の中か!
〇:机の下か!
〇:ベットの下か!?
〇:冷蔵庫!?は無いか…
なかなか見つからない、しかし自分の部屋のクローゼット付近に来ると何やら声が聞こえてきた
彩:ここなら絶対に見つからないはず…ふふふ…
こんなとこにいたのか
もう見つかったよ、そんなことを思いながら見つけてないフリをすることにした
〇:彩どこだ〜!?
〇:ここだろ!
思い切りクローゼットを開くとびっくりして目をまん丸に開いた彩を発見
彩:あぁ…見つかっ
見つかった時にでてくる言葉第1位であろう「見つかっちゃった」を言わせずにかくれんぼ続行する
〇:あれ…いないな…
彩を無視してクローゼットを散策する
〇:えぇ…この中から声が聞こえたのに…
ひたすらに探し続ける
彩:お兄ちゃん?彩はここにいるよ〜!
彩:もう見つかったよ〜!
そんな言葉は聞こえない、聞こえない
〇:ん〜…てかこんなとこに彩はいないか
そうしてクローゼットを閉じる素振りを見せてから
彩:あっ…!いる…!
彩を見つけたフリする
彩:そうだよ!お兄ちゃん!彩はここにいるよ!
見つけられて嬉しそうな彩
〇:なんかいる!なんだこれ?人形か?
隠れていた彩のほっぺをつかむ
彩:うにゃぁ…!
謎の鳴き声を発している
彩:にゃにしてるにょおにいひゃん…?
彩:ひゃやくあやをみひゅけてよぉ…
すごい可愛かったからもう見つけてあげよう
〇:あぁ!いたぁ!こんなところにいたのかぁ!
それと同時に手をはなす
彩:もう!お兄ちゃん!何してるの!
〇:えぇ…可愛かったよ?
彩:もう…!
このことがありしばらくは、かくれんぼが開催されなくなりました
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「どっちが可愛い彩でしょーか!」
夜ご飯を食べ終わりひと段落、のんびりとフリーな時間を楽しむ
僕は冷凍庫にあったメロンアイスを取り出しデザートの時間にする事にした
〇:よっしゃ昨日に引き続き今日もデザートはメロンアイス〜
その後ろから妹の彩もやってくる
彩:彩もデザート食べる〜!
各々デザートを用意してテーブルに座り対面する
〇:彩は大福なんだね
少し珍しいタイプの大福で湖とかにいそうな未確認生物みたいな顔をしている
彩:そうなの〜!お店で見かけて一目惚れしちゃったの!
彩:それにね!和菓子は脂質が少ないからね太りづらいから!
〇:ほえ〜いいね美味しくて太らないってのは
彩:でしょでしょ〜!勿体無くて食べれないかも!
そんなやり取りをしながらメロンアイスを一口とてもメロンを感じる
彩の方を見ると食べるのが勿体無いみたいでずっーと大福を眺めている
◯:勿体無くて食べれないのか
すると彩がこちらを向きこう言った
彩:どっちが可愛い彩でしょーか!
〇:……
かわいい…彩が可愛すぎるな…
〇:どっちだろう…
彩:ちゃんと当ててよ!お兄ちゃん!
お兄ちゃん愛の強い彩、可愛らしい大福よりも可愛いと思われたいみたいだ
〇:確か彩は目がパッチリしてて可愛いんだよな
〇:……
〇:どっちも同じくらい可愛いな!!
〇:これじゃあ分かんないな…
〇:確か…彩は顔が小さいんだよな
〇:……
〇:どっちも同じくらい小さくて可愛いな!!
〇:分かんないな…
彩:ねぇ…お兄ちゃん?大福より彩の方が可愛いでしょ?
〇:てか右の方が肌白いな、確か彩は肌が白いんだよな
〇:右だ!右が可愛い彩だ!
少し意地悪をしてみたくなり敢えて間違えた方を答えてみた
彩:は?お兄ちゃん?
彩:もうこんな大福なんて可愛くない
地雷を踏んでしまったみたいで彩はあんなに勿体無さそうにしていたあの大福を一口で食べてしまった
彩:彩はお兄ちゃんに可愛いって思ってもらいたいだけなのに…
彩:ちょっとお兄ちゃんおいでよ
彩:彩って可愛いよね?
メロンアイスは溶けきっていました
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「花火よりも綺麗なのは」
後ろに秋が控える季節、夏の終わりまでのアディショナルタイムは1週間を示している
僕は好きな女の子と最後の花火大会に来ている
彩:〇〇くん今年ラストの花火大会だよ!楽しみだね!
〇:そうだねあーや、来年まで見れないからね目に焼き付けないとね
夏の終わりという事で出店もほぼないため楽しみは少ない
だが今日の為に浴衣を着ているあーやを見ることが楽しみの大半を占めている
〇:あーやの浴衣姿、本当に綺麗だよ
彩:ありがとう!夏の終わりだし…最後のチャンスかもだし…張り切っちゃった…!
彩:〇〇くんもカッコいいよ…!
〇:僕…?
彩:うん!
〇:そうかな?
彩:ありがとうでしょ!
〇:あぁ…ありがとう
そうこうしているうちに花火が上がる時間が近づく
彩:〇〇くん!こっち!こっち!
彩:ここだよ!あんまり人いないでしょ〜!
彩:去年友達と見つけたんだ!
〇:眺めも良いしすごい良い場所だね
彩:でしょ〜!
しばらく話しをしていると
花火が打ち上がり始めた
隣では
彩:わ〜綺麗〜!
と花火を眺めるあーや
彩:わっ!すごい!
彩:ねぇねぇ!〇〇くんめっちゃ綺麗だよ!
その言葉に返事をして一緒に眺める
ふと横を見ると
あーやの綺麗な横顔、浴衣姿、その存在に花火よりも見惚れてしまう
思わず
〇:あーや、好きだ
言葉が溢れてしまった
やば…と少し焦ってしまうも花火の大音量でかき消されるはずだし、そもそもあーやは気づいていない
彩:ねぇねぇ!今の見た?とまとの花火だったよ!
やっぱり花火に集中していたみたいで助かった
しかしそんな最高な時間はすぐに過ぎてしまうもので早くもクライマックスに突入
連続して打ち上げられていく花火と共に今日散ってしまうかもしれないという気持ちも芽生えるてくる
そして最後の1発
本来なら絶対に聞こえないであろう爆発的な音の中を通り抜け一言
彩:彩も好き
隣を見ると今日の花火よりも満開の笑顔が
僕らにはアディショナルタイムが必要ないみたいだ
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「スパイシーな彼女」
ご飯のお供は何にするのかと聞かれると僕は絶対に明太子と答える
今日の朝ごはんは明太子にしよう
美:〇〇朝ごはん作ってくれてありがとう♡!
彼女の美空と食卓に座る
〇:いただきまーす!
今日のメニューは和食
美:美空ね〇〇のお味噌汁が1番好き♡
〇:ありがとう嬉しいよ
美:もちろん〇〇のことも好きだよ♡
〇:味噌汁に嫉妬なんてしてないからね?
美:そう♡?
ここでベストパートナーである明太子を取りに行く
美:ん?〇〇何しに行くの?
〇:僕のベストパートナーを取りに行くの
美:ベストパートナー?
美:美空よりもベスト…?
〇:あぁ…ご飯とベストパートナーってことね
美:それなら良いの♡
美:〇〇のベストパートナーは美空だもんね♡
冷蔵庫から明太子を取り出して食卓に帰る
美:明太子だ〜♡美空も明太子好き〜♡
〇:あっ、美空は福岡出身か
美:確かにご飯とベストパートナーだね♡
〇:知ってる?明太子ってspacey pollack roe からある表現に変えたら売り上げが伸びたらしいよ
美:えぇ〜そうなの?
〇:スパイシー〇⚪︎〇〇、これなんだと思う?
美:んん〜…スパイシー…何だろう…♡
美:くちびる…♡?
〇:スパイシーくちびる!?
美:分かんないよぉ…♡
〇:正解はねスパイシーキャビアだよ
美:恥ずかしい…♡
クイズ終了いざ食べようとすると
美:待って!
美:今思ったんだけど明太子ってくちびるだよね?
〇:違うけど…
美:ダメ!〇〇のくちびるに美空以外のくちびるがつくのはダメ!
〇:えぇ…食べれないじゃん
美:ダメ!ダメ!ダメダメ!
美:美空以外とキスするってことじゃん!
美:スパイシーくちびるってことは刺激的なキスってことでしょ!
美:刺激的なキスは美空とだけで十分でしょ?
〇:明太子好きなんだよ…
美:明太子って誰!?女の子!?明太子ちゃん!?その子とのキスが好きなんだ…
〇:子がついてるからって女の子じゃないよ
〇:どうしよう…
〇:じゃあさご飯食べ終わったらさ美空が僕のくちびるに刺激的なキスで上書きするのはどう?
美:上書き?ダメ♡
美:食べる前も食べ途中も♡今日一日中ね♡
美:上書きは一回じゃできないの何回も♡
キスのし過ぎでくちびるが明太子みたいになった
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彼女との帰り道、好きが言えないみたいです
彩:ね〜聞いてよ!昨日の夜ご飯ね"すき"焼きだったんだ〜!
〇:え、めっちゃいいじゃん彩の家行けばよかった
彩:でね!一昨日は"すき"家!
〇:牛丼ね、僕はオクラと鰹節のがお気に入りだよ
彩:"隙"あり!こちょこちょ〜!
〇:うわっ!やめっ!やめてっ!
〇:彩〜!道の真ん中危ないよ!
彩:ごめんごめん
彩:ねぇここの美容室さ外から"透き"通って中がすごい見えるね
彩:恥ずかしくないのかな?
〇:確かにマトリョーシカみたいな状態を見られるのは恥ずかしいね
彩:あ!彩最近ね"スキ"ニージーンズ買ったの!今度見せてあげるね!
〇:彩はスタイルも良いからなぁ、きっと更に可愛くなるんだろうなぁ
彩:へへ…ありがと…!もっと可愛くなるためにね"スキ"ンケアも頑張ってるの!
〇:え〜?彩の肌こんなモチモチしてるのに?
彩:にゅ…ちゅよいよ…
〇:ごめんごめん
彩:もう!ほら手繋いでくれたら許してあげるから!
〇:彩さん許してください
彩:"スキ"ンシップ!仲直り〜
〇:ねぇねぇ彩?
彩:ん?な〜に?
〇:"好き"
〇:彩、"好き"だよ
彩:なっ…!
〇:顔真っ赤じゃん可愛いね
彩:っ…!ずるいっ…!
〇:ちょっと彩!走らないで!
彩:"スキ"ップだしっ…!
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「後輩にいたずらされていました…」
彩:先輩寝てる…
彩:ふふふ…
彩:いたずらしちゃおっと…!
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彩:せんぱ〜い!
彩:〇〇せんぱ〜い!
彩:起きてください〜!
彩:もう下校時間ですよ〜!
〇:んぅ…?
彩:〇〇先輩起きてください
〇:んぅ…小川…?
彩:おはようございます
〇:おはよ…
彩:ふふっ…
彩:かわいいですね
〇:うるさいわ…
〇:ふわぁぁ…
彩:先輩、目が開いてないですよ
彩:水道で顔洗ってきたらどうですか、鏡で自分の顔見てきた方が良いですよ!
〇:うん…そうするわ…
彩:一緒に帰りたいんで早くしてくださいね!
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〇:寝過ぎた…
〇:ん…なにこれ…
〇:らくがきされてる…
〇:すきです…?
振り返ると小川は恥ずかしそうにこちらを見ていた…
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「どっちの秋にする!?」
〇:ん〜もう秋だなぁ…
1人で朝ご飯を食べながらしみじみと秋を感じていると
咲:突撃〜!!
和:〇〇おはよう
2人の幼馴染がやって来た
〇:朝から元気だなぁ咲月は、それに比べて和は静か過ぎだね
和:当たり前でしょ、さっちゃんがうるさ過ぎるだけ怪物レベル
咲:ねぇ!なんで〜!
今日もわちゃわちゃしている
咲:ねね!〇〇!さっきなんか「秋だなぁ」とか言ってたよね!
〇:うん、言ってたねぇ
咲:秋といえばスポーツじゃない?どう!公園で体でも動かさない!?
咲:サッカーでもバドでもバスケでも!
咲:スポーツの秋!
和:いやいやさっちゃん、外はもう寒くなってきてるの〇〇はお家の中の方が良いに決まってるでしょ
和:〇〇は私と布団に包まれながら読書するの
和:読書の秋
〇:うーん…
和:〇〇によって私たちの予定も決まるんだから
咲:そうだそうだ!どっちにするんだ!
咲:やっぱり私とスポーツでしょ!
和:いや、〇〇は私と読書だね
2人はやいのやいの言い合っている
ピロン!
〇:ん?一ノ瀬からだ
"食欲の秋なので2人きりでスイーツ巡りしませんか♡"
〇:よし…これだ
〇:2人とも悪いけど一ノ瀬とスイーツ巡りしてくる!食欲の秋だったわ!
咲:和…?これは!
和:そうだね…みーきゅんと2人きりはだめだね
「私たちも行く!!」
〇:おっ…おう…
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「周りが見えないバカップル」
咲:ねぇねぇ、暇だからしりとりしようよ
〇:いいけど
〇:静かにするんだよ、声大きいから
咲:得意分野、任せて…!
咲:じゃあまずは〇〇からね、なんでもいいよ
〇:ん〜…
〇:じゃあ、咲月のことが好き、だから「スキ」ね
咲:えへへ…ありがとう
咲:じゃあ…私も〇〇のことが好きだから
咲:さつきっちゅ!
咲:「キス」ね
〇:うわ…可愛い…
〇:じゃあ、さつきっちゅされてさらに好きになっちゃったから「スキ」ね
咲:えっ?同じの2回はだめだよ
〇:そんなルールないからいいんだよ
咲:それなら、こっちだって!
咲:ちゅー!
咲:「キス!」ね!
〇:は?可愛すぎなんだけど「スキ」
咲:また?それなら!ちゅー!「キス!」
〇:「スキ」
咲:ちゅっ!ちゅっ!「キス!」
〇:「スキ」
咲:「キス!」
〇:もう!このキス魔が!無限ループだわ!
咲:そっちだって言葉で沼らせて!この魔性の男!
〇、咲:……
先:さっきからあんた達…!
先:自習中だよ!静かにしなさい!!!
〇、咲:ご…ごめんなさい〜!
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