僕の姉はまだまだ子供で僕が好き
〇〇:ふぁ〜おはよ〜お母さん
母:おはよう〇〇
〇〇:いや〜最近朝寒いね布団から出れないや
母:そうね昼と夜との寒暖差が激しいわね
〇〇:てか姉ちゃんはまだ寝てるわけ?
母:そうよちょっと起こしてきてもらえる?
〇〇:分かった徹底的に起こしてくる
ガチャ ドアが開く
彩:スヤァ スピスピ
〇〇:気持ちよさそうに寝てるねぇ
〇〇:どうやって起こそうかな…
〇〇:よーし…姉ちゃん!起きて!起きて!お母さんが!
〇〇:お母さんが!姉ちゃん!!起きて!
彩:ガバァ え!なになに!お母さんがどうしたの!?
〇〇:おはよう姉ちゃん
彩:え?ん?おはよう?お母さんは?
〇〇:お母さんが起きてって言ってたよ
彩:何かあったってわけでは…?
〇〇:ないよ!ただ起こすだけじゃ面白くないから
彩:やめてよ!そんなことしないでよ!
〇〇:起きないし時間ないよ急ぎな
彩:はっ!急ぐ!!
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リビングで
〇〇:姉ちゃんそろそろ起きれるようにならないとね
〇〇:起こしてもらってるうちは中学生だよ
彩:なっ!彩はもう18歳なんだぞ!
〇〇:じゃあ自分で起きようね
彩:うるさい!
〇〇:反論するところもまだまだ子供みたいでかわいいね
彩:そんなところかわいいって言われても嬉しくな〜い!!
彩:もっと違うとこ褒めてよ!
彩:あ!〇〇制服とって!
〇〇:仕方ないなぁ
彩:〇〇!カバンにお弁当入れて〜
〇〇:はいはい
彩:〇〇!急ごう!
〇〇:いや姉ちゃん待ってたんだけど
〇〇:姉ちゃんそろそろ自分でできるようになろうね
彩:これからできるようになればいいもん!
〇〇:ん〜まだまだ子供だね〜
彩:うるさい!
学校に着
〇〇:じゃあね姉ちゃん
彩:〇〇授業寝たらだめだからね!
〇〇:僕より姉ちゃんのほうが寝そうだけどね
彩:なんだって〜!
〇〇:ほら姉ちゃん急ぎなよ
彩:じゃあね!
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休み時間
彩:ね~〇〇ジャージ貸して〜
〇〇:え〜姉ちゃんまた忘れたの…
和:またってことは前も借りてたの?
〇〇:あ、和先輩こんにちは
〇〇:そうですよ頻繁に来ますよ
和:だからジャージが大きい日が多かったわけだ
〇〇:今日は姉ちゃん寝坊したんで
〇〇:ね、そうだよね〜
彩:なっ!それは言わないでよ!
〇〇:まだまだ子供な姉ちゃんなんですよ
和:やっぱり家でも赤ちゃんか
〇〇:やっぱりというと…?
和:うちのクラスでも子供みたいでかわいいね〜って
和:赤ちゃんって呼ばれてるんだよ
〇〇:うわ~その姉ちゃん見たいな
彩:ねえ!いつまで話してるの!
彩:ジャージ貸して!
〇〇:はいどうぞ!
和:ほらお礼言わないと
彩:お母さんじゃないんだから!それぐらい言えるよ!
彩:子供扱いしないで!
彩:〇〇ありがと!
〇〇:和先輩姉ちゃんの面倒みてやってください
彩:〇〇は親じゃないでしょ!
和:任せて〇〇君!立派な子になるよう頑張るから!
彩:なんで彩は子供になってるのよ〜
和:ほら!彩行くよ!
彩:ちょっと待って〜
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昼休み
彩:〇〇〜お昼食〜べよ!
〇〇:和先輩も大変ですね連れ回されて
和:いや大丈夫よこの赤ちゃんのお世話できるし
彩:和の子供じゃないし大変とか言わないで!
和:まあ〇〇君にも会えるし〜
〇〇:僕も和先輩に会えるの嬉しいです
〇〇:今度遊びに行きませんか?
和:いいね私も〇〇君と遊びに行きたい!
〇〇:それじゃ連絡先交換しましょ
彩:ちょっと!!なんで彩のこと放っておいていい感じになってんの?
彩:彩の弟取らないでよね和!
〇〇:じゃあ後で交換しましょ
和:そうだね!
〇〇:さてご飯食べますかね
彩:おい!連絡先交換するの…?
〇〇:ん〜姉ちゃんが朝起きてくれるようになったらしない
彩:起きるから!交換ダメ!
和:彩?毎朝ゆっくり寝ていいんだよ〜
彩:ダメなの!起きるからしないでね…
〇〇:分かったからさご飯食べよ
彩:〇〇!食べさせて!
〇〇:いま自分で起きてねって話ししたばっかじゃん
彩:いいじゃんこんなことできるのは弟の特権だよ!
〇〇:仕方ないなぁ…はいどうぞ
彩:どうぞじゃないでしょ!
彩:心を込めて「あ~ん♡」でしょ!
〇〇:わかったよほら「あ~ん」
彩:心がこもってな~い!
彩:けど食べさせてくれたから関係なし!
〇〇:僕の食べる時間がないよ…
和:そんなときは私の出番だね
〇〇:どうするんですか?
和:私が〇〇君に食べさせてあげる!
〇〇:あ!いいですね僕、和先輩に食べさせてもらいたいです!
和:よーし食べさせちゃうぞ〜!
和:はい「あ~ん♡」どう美味しい?
〇〇:はいとっても!和先輩のおかげです!
和:いや〜嬉しいな〇〇君に美味しいって言ってもらえて
彩:ね、ねえ?2人はさ付き合ってるわけではないんだよね
〇〇:うん、付き合ってないよ
和:うん、付き合ってないね
〇〇:もう時間になるよ姉ちゃん戻らないと
彩:うん…じゃあね
…
〇〇:和先輩もいつでもお昼来てください!
和:じゃあね〇〇君また来るね!
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学校終了家に着
〇〇:ただいま〜
〇〇:あれ?まだ姉ちゃん帰ってきてない?
自室のドアを開けるとそこには
〇〇:姉ちゃん?どうしたの?
彩:ねえ?〇〇?〇〇は彩のこと好きじゃない?
〇〇:え?どうしたの?
彩:だって今日ずっと和と仲良くしてたし
彩:彩は〇〇のお姉ちゃんだからどうでもいいんだ
彩:和と〇〇で仲良くして彩は1人になればいいんだ
彩:そのまま一生孤独で過ごせばいいんだ
彩:そうやって仲間はずれにしてこの世から追い出そうとしてるんだ
彩:宇宙に行ってブラックホールに吸い込まれて誰も気づかないうちに居なくなれってことなんだね
〇〇:急にヒス構文やめてよ
〇〇:てかそんなこと思ってないし
〇〇:姉ちゃんは一番大事なんだから1人になんかさせないから
彩:ホント?本当にそうやって思ってる?
〇〇:もちろんだから毎朝起こしてあげてるし
〇〇:姉ちゃんのお願いを聞いてあげてるんだよ
〇〇:嫌いだったらそんなことしないよ
彩:ホントに!?
彩:うわ~~~い嬉しい言葉!ギュッ!
〇〇:姉ちゃんヨシヨシ
彩:もう〇〇大好き自慢の弟!
〇〇:あ!そういえば姉ちゃんの好きなトマトまるかじりアイス買ってきておいたから食べていいよ
彩:え!もうホントに良い子!
〇〇:アイスで喜ぶとこもまだまだ子供だなぁ
彩:決めた!一生〇〇と暮らしていく!
〇〇:彼女つくりたいなぁ…
彩:ダメ!お姉ちゃんで十分でしょ!
そんなこんなでお姉ちゃんは
僕のことが好きすぎみたいです
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おまけ
〇〇:和先輩?連絡先交換できなかったんで今しません?
和:いいよ!はいQRコード
〇〇:じゃあこれで姉ちゃんの学校での行いを連絡ください
和:後でいっぱい彩の赤ちゃん写真送っておくから
〇〇:すごい助かります
〇〇:あと今度いっしょに遊びに行きませんか?
和:いいよ!
和:もちろん2人きりでね♡!
姉ちゃん嫉妬案件
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あーやでしか投稿してない件について
みなさまこの深刻な問題について
どう考えますか?
まぁあーや可愛いからいっか!
アンダーライブ1日目お疲れ様!
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