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監督はやっぱり厳しかった
僕は、高山〇〇という乃木坂46が好きな17歳だ。
今日は部活の遠征で札幌から大阪へ遠征に来ていた。
試合が終わり、宿泊先でSNSを見ていると気になる写真があった。
〇〇:え?なんか蓮加ちゃんとあやめんルイスエンリケと食事してんじゃん
なんとPSGの監督であるルイスエンリケが乃木坂のメンバーと食事をしていた。
写真ではエンリケとあやめんが隣で座りその向かいに蓮加ちゃんという構図だった。
〇〇:もしかしたらあやめんとルイスエンリケは生き別れた親子なのかな?
意味のわからないことを考えながら街へ出た。
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やはり大阪だ。
札幌より大阪でびっくりするほど大阪だった。
午後8時
チームのルールで買い出しが9時のため急いで買い物へ向かった。
買い出しが終わり宿泊先へ歩いていると、ある建物の中から気になる声が…
??:じゃあね!バイバイ〜
振り向くとそこには手を振る女性と親子らしき2人組だった。
じっくり見てみると…
〇〇:ルイスエンリケじゃん!!その隣はあやめん!?
ほんとに親子なんだと勝手に確信して落ち着く
〇〇:てことは!蓮加ちゃん!?
大会で卓球ラケットをしゃもじで代用している人を見るくらいの驚きだ。
帰ろうとした〇〇は歩き始めたしかしそのまま蓮加ちゃんは同じ方向へ
〇〇:なんか同じ方向じゃんでもなぁ声をかけるのは…やめておくかプライベートだしなぁ
そう思った〇〇は声はかけないだけど視界に入るというポジションで歩いた。
そこに若い男2人が…
男1:あれワンチャン岩本蓮加じゃね?
男2:え?そうじゃね?ちょい狙ってみるか?
そんな声が聞こえた
〇〇:え?え?危なくね?何かすごい危なくね?
すぐにだる絡みを始める男たち
男1:岩本蓮加ちゃん?ファンなんすよ〜
男2:ちょっとさぁ遊ばね?
蓮加:(何この人たち…怖っ…)
逃げないよう腕を掴む男たち
蓮加:ちょっ!やめて!痛いから!!
その様子を最初から見てた乃木坂ファンの〇〇はすぐに止めに入る。
〇〇:なにやってんだよ!!
〇〇:手だしてんじゃねぇよ!
男1:ちっ…うるせぇ奴だな
男2:ぶっ飛ばすぞ?オラァ!
男達は殴りかかってきた。
だが〇〇はサンジのように蹴り飛ばしボコボコにした。
蓮加:怖がっだ〜泣
〇〇:ちょっと落ち着きますか。
〇〇:そこのベンチにでもすわりましょ?
〇〇は近くのベンチへ向かう。
〇〇:大丈夫ですか?
蓮加:はい…泣
〇〇は蓮加が落ち着くまでそばにいた。その間に冷静になった〇〇は現状にビビり、逆に落ち着くことができなくなっていた。
〇〇:(え?これはなんだ?ほんとに現実かこれ?夢なのでは?)
そんなことを思いながら先に口を開く
〇〇:ど、どうですか?大丈夫そうですか?
蓮加:あ…かなり落ち着けました。
〇〇:さすがにこの時間に絡まれるのは怖いですよね。
蓮加:ホントに助けてくれてありがとうございました。
〇〇:いえいえ流石にあの状況は助けないといけないと思ったんでね。もう暗いんで送ってきますね。
蓮加:ありがとうございます。
落ち着いた〇〇は蓮加の宿泊先まで送ることになった。
現在は9時10分
歩いている途中〇〇は時計をみて思い出す。
〇〇:あっ!やばっ!買い出し9時までだった!!
〇〇の部活は時間に厳しい部活で遅れるとしばらくは試合に出られなくなってしまう。
蓮加:えっ?それって?大丈夫なんですか?
〇〇:んー?まぁ大丈夫じゃないけど蓮加さん助けられたから大丈夫です!
蓮加:あっ私のこと知ってたんですね!
〇〇:僕乃木坂ファンですからね。怪我とかされちゃみんな悲しいですから。
蓮加:そんなこと言ってもらえて嬉しいです!
話しをしているうちに到着した。
蓮加:お、到着しましたね。
〇〇:あれ?ここ僕が泊まってるとこですよ。
蓮加:すごい偶然ですね…
〇〇:てか監督ロビーで待ち構えてる…
〇〇:ゆっくり休んでくださいね!
〇〇:今度ライブ行きますね!ちょっと僕怒られてくるんで!
〇〇は入り口の前で少し話すとすぐに行ってしまった。
蓮加:あっ!
蓮加:ちゃんとお礼しないとな…。
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〇〇は監督に死ぬほど怒られた。
〇〇は蓮加を助けたことは言わなかった。
〇〇は次の日から試合には出られなくなった。
〇〇は雑用係になった。
しかし〇〇は
〇〇:まぁ蓮加ちゃん守れたからいいでしょ。
〇〇の遠征は別の充実感があった。
to be continued ?
あとがき
初めて書いてみましたけれどもどうでしょうか。
夢でみた内容で作ってみたんですけどあんまり面白くなさそうですね、読んでくれた方がいたら嬉しいです。
これで僕も読む側から作る側になってちょっとワクワクさんです。