「あの子のこども」から考える人生
私の趣味の一つにドラマ鑑賞がある。
今クール見ていたドラマ「あの子のこども」が昨日最終回を迎えた。
妊娠をしたことで日常が変わってしまった主人公である16歳の女の子、その彼氏のお話である。
その最終回で、今した自分の選択が正しいと思えるように生きることについて描かれており、自分の中にその言葉が印象に残った。
自分が何かを選択するとき、たとえ自分がワクワクするようなことだったとしても、それを選んで失敗してしまったら、上手くいかなかったら、と選択したときのマイナスな理由ばかり並べ、自分にとっての安全策しかとることができない。
そんな考え方ばかりしているせいで、自分がやってもできないのではないか、なんで自分はいつも冒険した選択ができないのか、自分って本当に何もできないんだな…
自分の妄想がどんどん広がっていく結果、どんどんネガティブ思考になっていく。誰もそんなこと言ってないのに。勝手に自分が自分自身にそう思っているだけなのにね。
何をやっても自分が成長する感じがしない、根っからの諦めで向上心が持てない。
だからこそ、「今した自分の選択が正しいと思えるように生きること」は今の自分にとって大事だったから印象に残ったのだと思う。
すぐ理由を付けて、ワクワクした高揚感を否定しない選択があってもいいのかなと。
人生は1度きり。誰が何と言ようと私の人生は私のものである。
「人間として生まれて、生きることを諦めなくてよかった」といつか来る最期に思うことができたら、どんなに素敵なことだろう。