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「水星の魔女」の起こしたクィアベイティングについて思うこと

気付けば「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の最終回放映からもう一年以上が経った。 心の中に今でも消えないわだかまりがある。 それは公式が未だにスレッタとミオリネの「結婚」削除騒動に関して、謝罪の一言を入れることも、撤回もする気配も一切なく、クィアベイティングの姿勢を取り続けていることだ。 それどころか今年6月下旬にあったバンダイナムコの株主総会では「描写をどう捉えるかを含めて多様性であり、当社は特定の立場を取るものではない」と、「結婚」削除の意図をさらに強固にするようなこと

    • 腐・豚・NL表記を使うのをいい加減に辞めるのはどうか

      表題の三つの言葉は未だに二次創作界隈では名刺代わりに使われているので、インターネットでしょっちゅう見かけることとなる。 これらの言葉を見かけるたびにぐんにゃりとした気持ちになる。その言葉を平然と使う人を、どんなに優れた作家でも、ああ、この人は…と残念な気持ちになる。 腐…腐女子…BL好きであること…男性同士の恋愛表象を好きであること 豚…百合豚…百合(GL)好きであること…女性同士の恋愛表象を好きであること NL…ノーマルラブ…男女の恋愛 腐、豚は思い切り自虐の言葉だ

      • 「好き」だから二次創作をするのか?

        凝りもせずずっと同じジャンルで同人活動を続けている。 当初は原作のことを「好き」だから二次創作を始めたのだと思う。 それに二次創作とはそういうものだと思っていた。 でも、そうではない側面もあるのかもしれないと最近気づくことができた。 二次創作には「好き」「楽しい」が溢れていた。 原作のストーリー、キャラクター、設定、カップリングが好き。考察すること、絵を描くこと、小説を書くこと、ネタツイをすること、人の作った二次創作を見ること、同人誌を作ること。ファン同士で交流すること、

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