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ドラマ「リラの花咲くけものみち」をみた【最終話】
NHKで放送されていたドラマ「リラの花咲くけものみち」の感想記録です。
最終話と言いつつも、全3話しかないんですよね。
なかなかに内容盛りだくさんなドラマなので、もうちょっと話数を増やして欲しいところですが、これはこれで簡潔にまとまっていて良いのかもしれません。。
最終話ですが、いきなり主人公のおばあちゃんが亡くなるところから始まります。
なかなかに衝撃的な展開です😥
おばあちゃんのお葬式では主人公の女の子(聡里)が喪主を務めていました。まだ大学生なのにすごいものです👏
その後の実のお父さんとの対談も自分の思いをはっきりと伝えていました。
第1話の時の聡里(さとり)と同一人物とは思えないほど成長しています☺️
3話しかないので、時間が過ぎるのが早く、この時もうすでに獣医学部高学年なんですよね😅
聡里の成長過程ももう少し見たかったものです、、
物語中盤、第1話のときに登場した白樺並木がまた出てきます。
残雪くん(聡里の同級生)が聡里を慰めるのですが、残雪くんのそっとより寄ってあげる感じにすごく好感をもてます!
野鳥は死に際を隠すことに聡里のおばあちゃんの行動を例えながら慰めるのも獣医学生らしいですね☺️
実際にも私の周りの獣医学生は優しい人ばかりです
このドラマの舞台となっている北農大学は北海道にある酪農学園大学が舞台になっているそうですが、さすが北海道という感じで本当に自然豊かですね^_^
周りに自然や野生の動物がたくさんいる暮らしもいいですよね!
終盤では聡里をはじめ、みんなが就職先について考え始め、実習に参加するようになります
第1話に登場したフェアリー(馬)が再び出てきて、出産するシーンを同級生みんなで見る場面もあります。
第1話ではうまくいかなかった出産が今度はうまくいき、聡里の思いが報われたようでホッとしました♪
聡里は第1話で参加した産業動物の実習にリベンジします。
牛の出産がうまくいかず、人力で牛の赤ちゃんを取り出すことになり、農家の女の子が牛を引っ張るのをやめるように声を荒げる場面がありました。
第1話のときの聡里と重なるところがありますね。(第1話の記事ももしよければこちらをご覧ください!)
今回の聡里は第1話のときから大きく成長して、獣医さんと一緒に農家の女の子をいたわる立場、しかもお産を手伝うほどに、、!
このドラマ、現場の緊迫感がとても丁寧に描かれていて感動します
なかなか動物の出産シーンを見る機会なんてないので、ドラマを通じて一般の人にその神秘さを体験してもらえるのはとても嬉しいです☺️
実習をきっかけに聡里は産業動物の道に進むことを決意します。
最初は小動物のお医者さんを目指していたのに、いきなり大動物に進むというなかなかな方向転換ですが、聡里が途中で言っていたように動物を助けることを通して人の心をも助けることができるというのは獣医師の大きな魅力だなと改めて思いました😄
このドラマ、小説が元になって作られているもので、作者のお子さんが獣医学部に進学しているそうです。どうりで描写がすごくリアルなわけですね^_^
Amazonでも買えるので、よければ購入してみてください!