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薬局薬剤師の私⑩ ~愚痴です~

薬局薬剤師として、処方せん調剤や服薬指導といった、外来患者対応は基本です。

しかし、残念ながら、
「薬局薬剤師は調剤室にこもっている」
「薬剤師は薬をつくるだけ」
という認識がまだ少なくないようです。

確かに、薬剤師は研究者だ
という側面もありますが、

その前に
目の前で処方せんをお持ちの方がいたら、スピーディーに基本業務をこなす必要があります。
目の前の患者さんとよく話し、必要な服薬指導を提供するということです。

私がスタッフ間、薬剤師業務で困ったことの1つに、

「投薬・服薬指導を極端に嫌う薬剤師からの、仕事の押し付け」


これまでの15年の薬剤師業務で
投薬を押しつけるような先輩や後輩は、少なからずいました。
(上司からの投薬指示で、どう見ても押し付けでないなら、まだ理解はできますが…)

私は薬歴が多数あって残業続きなのに、その先輩らは定時でさっさと帰る。
他のスタッフと談笑している

新人の頃にも経験し、
新人ではありますが、

投薬しないなら、薬剤師辞めてくれないかなぁ。

と、そんな先輩らに念を送っていたことがありました。

残念ながら、念は届かず。
(むしろ、会社でどんどん昇格して、ある先輩は部長職になってしまいました。)

人を恨んでも仕方ない…ということなんでしょうか。

いやいや、とても腹がたちました。
思い出しただけでも腹が立つ

…ごめんなさい、愚痴になってますね

投薬は、まともな服薬指導ができず、ただの薬のお渡しになってしまうことも多いですが、
数こなせば、みえてくるものもあります。

投薬が多いということは、処方せん・症例を数多くみているということ
処方を数多くみれば、
「こんな薬の使い方あったなぁ」なんて
「こんな用法用量でよかったっけ?」なんて、
思い出すこともあり
経験で、服薬指導のスキルが上がっていくところもあります。

投薬を押し付けてきた方の患者さんとのやりとりで

コミュニケーションが難しく、なかなか自分の説明が伝わらなかったり、

ある患者さんの場合は、クレームがきてしまい、自分は反省とこれから失敗をどう生かすか考える経験。
レポート、始末書なども残業して書いたこともありました。

そんな経験をして、経験値を積ませてくれてありがとうよ!

…と、前向きに考えたいのですが、
やはり「押し付け」は許しません(笑)

人を恨んでも仕方ないのですが、

自分がいつか、仕事で成功して、
ちょっと見返してやりたいと思っています。

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