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Diorという美しい夢のエネルギー

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」を観てきた。東京都現代美術館へ向かう道中、おそらく同じ目的地へ向かっていると思われる若いお嬢さんたちをちらほら見かける。もしや、やはり混んでいる?と思ったら案の定当日分のチケットは売り切れ。満員御礼だった。

展示は全て写真OK。ありがたい。展示の量はなかなかのもの!大満足。ひとつひとつ、じっくり見ていたら2時間くらい中にいることになりそうだった。


歴代のデザイナーによるドレスたち。あちらこちらで、わたしならあれがいい!あの奥のも素敵!など
聞こえてきて、耳がダンボ。


左のサラサラなスカートが素敵。
右のは、ザ・Diorという感じ。


下の透けているスカート部分が美しい。うっとりした。


これ好きだった!
ラフ・シモンズの。



これもラフ・シモンズだったはず。
可愛い。


大好きなジョン・ガリアーノ!
奥のピンクのがお気に入り。靴も可愛らしい。


これもラフ・シモンズ。手前のミニドレスが可愛い。



下の鏡に映ってドレスの中が見えるのも良い。



高木由利子さんの写真もよかった!ドレス、というかお洋服は人が着るものだし、動いた時の美しさが本物だと思う。


美しい。ため息が出た。

写真はミュージアムショップでポストカードとして販売していた。2枚ほどお気に入りを購入。

個人的には、歴代のデザイナーの中だとラフ・シモンズとジョン・ガリアーノが飛び抜けて好き。それぞれのデザイナーのドレスを見比べたり、お気に入りの1着を見つけるのも楽しいと思う。また、ドレスや小物に合わせたそれぞれの空間が最高に美しい。進むたびに、うっとり。なにこれ・・・!と口あんぐりだった(マスクしていて良かったよ。間抜け面だったことでしょう)。
あと、お客さんでおしゃれな方がいらして、ちょこちょこ観察(失礼のないように・・)するのもまた楽しい。60代と思われる女性の方が、アナ・ウィンターのような綺麗なボブに黒縁メガネで、上下クレーでまとめたパンツルック、白のスニーカーにトートというシンプルな装いで素敵だった。姿勢が良くて、それを見てわたしの背筋も伸びた。
館内のレストランで見かけた若い女性の、オレンジの靴下に厚底のぼってりとした黒いサンダルを合わせてるのも可愛かったなあ。チャールズ&キースあたりで似たような物がないか明日にでも探しに行きたいくらいだよ。


サンドウィッチとアイスコーヒー。
あんバターのサンドウィッチが塩味が効いててパンがふわふわ!
好みだった。

美術館て結構エネルギー使う。もらうんだけど、同じように使うもの、だと思う。見終わって大興奮で、テンション爆上がり!一緒に見に行った夫と、あれが良かったこれが良かった、などと話しながらもお腹が結構空いていた。
「二階のサンドイッチ」へ。コーヒーは結構あっさりめだった。眺めも良くて満足。


実際はもっと天気も良く綺麗な眺め

そのあとは足を伸ばして清澄庭園へ。天気も良く気温も上がり、気持ちよかった。少しおさんぽ。海外観光客もちらほら。みなさん足が長く飛び石の感覚が狭めなので、歩きにくく笑っている方がいた。わたしはちょうどいいよ!うらやまし!
同じリュック(ロンシャン)を背負っている方がいた。ブルーのダウンベストにカラフルなカットソー、そこにボルドー(ロンシャンマークは青)のリュックが可愛かった!あ。リュックって今は言わないのか?バックパックか?まあいいや。わたしにはリュックの方がしっくりくる。


キツネとオランピア・ルタンのカットソー

今日はラベンダーのカットソー(写真のもの)に黒のギンガムチェックカーディガン、デニムにネイビーチェックの薄手コートを着て行った。気持ちが不安定でも、わたしにとってその日の装いは重要なわたしの味方。あー。今日も良いものを見て、美味しいものを食べたなあ。

明日は職場の人たち数人でお食事会がある。正直、昨日までは不安だった。楽しめるのか、嫌な気持ちになるのではないか、なにを言われるんだろうと。今は楽しもう!という気持ち。うつ病で休職中ってことを知っている数少ない一部の人たち。きっと明日は明日で不安になる。それもそれで当たり前。どきどきしながら行ってこよう。行きたい、行ってみよう、という気持ちを尊重してみる。

おやすみなさい。

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