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マヤ暦と易の関係

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉、聞いたことありますよね。
「はっけよい」の「はっけ」も八卦からきています。
この「八卦」とは「易」における8つの基本的な符号を指しています。

そもそも易とは、古代中国で発展した儒教の経典である「易経」からきています。

この中で言われる陰陽思想とは……
・万物は陽と陰から成り立っていて、常に変化していくものである。
・陽と陰はともに影響し合っている。
・陽の時は調子に乗らず、やがて来る陰の時に向けて準備をする。また陰の時は足元を固めて、陽の時を待つ。

このように、易は⚊(陽)と⚋(陰)の2つの符号からできています。
全部で8種類あり、これを八卦といいます。
☰☰や☷☷のような八卦を上下に2つ並べた六十四卦(8×8=64通り)で占います。

今回の記事では、その六十四卦ある易とマヤ暦との関係についてご説明します。

マヤ暦と易?何で?と思っていた方も、この記事を読み終えると、マヤ暦のサイクルと合わせ、易でも自分の運勢をみることができるとわかります。


KINと易を対応させたホゼ博士


マヤ暦研究の第一人者と呼ばれるホゼ博士が、様々な研究をしていく中で、マヤ暦と易の共通点を見出しました。そして、マヤ暦の4つのKINナンバーごとに、その性質に当てはまる卦を見事に対応させたのです。

以下、第1の城から第5の城のそれぞれのKINと易の対応表です。

第1の城と対応する易
第2の城と対応する易
第3の城と対応する易
第4の城と対応する易
第5の城と対応する易

マヤ暦の260日サイクルを、4で割ると65ですね。
易は六十四卦ですので一つ足りません。

ですので、マヤ暦の折り返し地点であるKIN 129-132の4日間には対応する卦はなく、太極とされています。太極は全部の易を自分の中に持っていると解釈します。この4日間は、一番宇宙と繋がりやすい日と言われます。

マヤ暦における易の活用方法

マヤ暦のおける易の活用の方法は、いくつかあります。

1.日々のKINナンバーからその4日間のテーマとして易を活用

たとえば、KIN1-KIN4に対応する乾為天(けいいてん)を例にとってみてみましょう。

下の表をご覧ください。KIN1‐KIN4に該当する日には、易からみると、このような意味合いがあります。この4日間は、こちらを心がけるとよいでしょう。
4日ごとにテーマが変わっていきます。

KIN1-4の日に該当する易


2.自分のKINナンバーに該当する易を人生テーマとして参考にする

たとえば、あなたのKINナンバーがKIN50だったとしましょう。
KIN49-KIN52に対応する易は、水風井(すいふうせい)です。その易の持つ意味を確認し、自分の人生テーマとして参考にしてみるのもいいですね。

KIN50の人に該当する易

3.その年の自分の誕生日の易を見て、1年のテーマとする

ツォルキン暦は260日周期ですので、毎年365日に1回やってくるご自身の誕生日とKINナンバーは、ずれていきます(生まれた時のKINナンバーと同じKINナンバーが回ってくるのは52歳の時なのです)。

実は毎年の自分の誕生日の日当日のKINナンバーと、そのKINナンバーに該当するが、あなたの次のお誕生日を迎えるまで1年間のテーマとなります。

たとえば、12月31日がお誕生日だとして、今年2024年12月31日はKIN177の日になります。この日は易でいうと、山火賁(さんかひ)です。

ですから2025年の12月30日までのテーマとして、こちらの表のようなことを参考にして過ごしてみていただくのもいいですね。

12/31が誕生日の人の2024年の誕生日の易


いかがですか。マヤ暦に易が加わることで、より深みが出ると感じませんか?

マヤ暦は人を選ぶそうです。「マヤ暦、面白そう」と感じた方は縁がある方ですよ。

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