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猫との暮らしその5




コノの術後


コノも遊び盛りから術後ようやく落ち着いてきた。
性格はナルがとても甘えん坊ゆえに、コノは飼い主に素直に甘えられなかったところもあると思う。
なんせ、いつもソファに座っているとあおーんと鳴き、ふみふみ後に抱っこしてえーと迫ってくるのだ。その抱っこタイムは約30分。
(正確に測ったことないけど結構長い)
オスは甘えん坊が多いとはよく言ったものだ。ほんとその通り!
ストーカーのごとく、わたしが行く先どこへでもついてくる。
一方のコノは、どちらかというと三毛らしいツンデレちゃんで、人間よりもナルと仲良くしたそうな気が。
私も夫も撫でようとすると、プイっと居なくなってしまう。
ご飯のときだけはべた甘。都合がいいけど、ナオーンと普段鳴かないのにか細い声で鳴くのが可愛いのだ。
親ばかだが終いにはナオーンがごはーん!とも聞こえてくる。
特に夫が良くそう言ってデレデレだった。

肉球もアポロチョコのような小悪魔コノちゃん

ナル兄大好き!一方のナルは・・・

ナルの近くでごろーーーんと横になったり、ぺろぺろしてーとナルの近くに顔を寄せてきたり、そんな仕草も表情もとっても可愛いのだ。
しかーし!そこでぺろぺろしてくれる優しいお兄なのもつかの間、秒でやめてフウー!とナルのだ。
せっかく舐められてるコノちゃんはすごく可愛いお顔でご満悦なのに。

ナル=おおらか。ベタベタしてでも人に甘えたい。猫には興味ない
ワイが一番なんやで!文句あんのかい!

コノ=人は別に。ベタベタは嫌い、寛いでるときだけならまあしゃーないからなでなでも許す!お兄ちゃん大好き、でも冷たいし構ってくれないのおー

という構図になってしまった。こんなはずでは・・・
でも人間だって仲良くなれそうだと思った人と合わなかったりって普通にあるもんねえ。そううまくいきっこないか。

飼い主の過剰な心配癖が徐々に発症


経過観察をして半年経つが、なんだか甘えたいコノちゃんが甘えられなくて兄には片思いで徐々に不憫に思えてきた。
そんなコノも、私が寝ているときお腹に乗ってきたりするようになった。
でもそんなに長時間は乗らない。満足すると5分ほどでぴゅいーってどこかに行ってしまうのだ。
でもそれがコノのわたしに対する甘え方なのでそれでいいんだろうけど。

それから、追いかけっこもバトル?へと発展することが多くなってきた。
コノがナルにお腹を向けるのだが、これは服従のポーズではなく、挑発という説もあるのだ。更にふみゃーお!とコノ自身が唸っているのだからきっと小競り合いだろう。
ぺろぺろも徐々に少なくなっていった。
コノちゃん、寂しくないかなと常に気遣うようになった。

でーん お兄の前でゴロンが可愛いのに!

新しい置き型キャットタワーの購入!


キャットタワーも元々あったものは安い海外製のものだったので、てっぺんでナルが良く寝ていたがかなり育ってしまったので土台も不安定で狭いしナル兄はもう使わなくなってきたのだ。
でもコノはよく使っていたため、距離感を縮めるためにも二匹が同時にくつろげるもっとしっかりとしたタワーが欲しいと思い、憧れだったmauのタワーを購入。
このブランドでは、かごタイプのベッド付きのものや卵型の可愛いステップのもの、目移りするくらいどれも可愛いタワーが揃っていた。
どの猫飼いの方も、一目見て思わず、可愛い!欲しい!となることだろう。
ちょっと値は張るけどこれが一番今の私の要望に叶いそうだな、とシニア・子猫兼用だったが安全に越したことないと思い、このゴールドクレエというタイプを購入。
(リンク先はAmazonですが、商品選びとしては楽天が一番見やすいしレビューも多めです。)

因みに爪とぎポールが酷使しすぎてだめになった時でも部品購入できるから結果的にはお得かも?



大きい小屋がどーんとあり、その上にはさらに大きい屋上もある!これなら二匹とも寛げそう

これは買って正解だった。安定感もすごいのだが、小屋も屋上も広々としていて、おもちゃを置いても全く狭くならない。
案の定、たまにナルが下、コノが屋上で寝ていたり逆のときもあってご愛用してくれた。

ナルのような5kg超えのオス猫ちゃんでも大きめのステップでくつろげる。
高さもわたしの身長よりちょっとだけ低めでなでなでしやすい!


登りやすい段差、広々とした頂上、爪とぎが出来るのが両者お気にいり。
だが、生地が秋冬~春用なので暖かくなったらあまり使わなくなってしまった。(ちーん)

お願い、仲良くしてください・・・悩んだ末


そしてまた小競り合いの日々・・・
6月くらいに、3匹目はどうかなあ、だめかな、なんて話を夫とするようになっていた。
でも3匹目まではなんとか面倒を見れても、流石にそれ以上は無理なので今回はコノのときよりも慎重に真剣に悩んだ。
小競り合いを目の当たりにするたびにそんな思いがどんどんこみあげてくる。
ナルはよくても、コノが不満でいっぱいではないだろうか、甘えられているのだろうかなど本猫たちは何にも言っていないのにまた私の悪い心配癖が起こってしまった。

3匹飼えば解決するってもんでもないのは百も承知なのだが、みんなの子猫ブリーダーをまたくまなく探し始め、いろんなサイトやこの種類はこんな子が多い、メス同士の相性、毛色別での猫の性格・・・などとにかく3匹目を飼うにあたって、今度はどんな子でもいいわけではないので社交性が高く、人慣れしてるけど猫同士でスキンシップを取るのも好き、そんな子に近い種類を探した。

そんな子がいるのか?可愛いだけじゃダメなのか?


同じスコちゃんならどうよ?と思ったがスコティッシュはコノを見ていると元々自立心が高めで穏やか、静かな子が多い印象。
それで大人になるにつれ運動不足にもつながるので、こまめな食事と運動バランスが大事
(どの種類の子もそうだろうけど)
と思い、運動不足解消対策としてもスコちゃん、または飼い主にも猫同士でも社交性が高く多頭飼いに向いているマンチカンあたりが妥当かなと。

ブリティッシュショートヘアはいつか飼いたいと思っていた品種だがスコより更に賢く大人しい、一人で居たいという自立心が高い、がっしりどっしりとした印象でかつ大きくなるので丈夫だけれど取っ組み合いになったらコノよりも体格差で勝ってしまう恐れも。

アメショことアメリカンショートヘアは懐っこく少し野性味が強い、やんちゃで好奇心旺盛、遊ぶの大好き。でも賢い

その他ラグドールのような長毛種も比較的穏やかな子が多くて良さそうだが、ケアするとなると長毛は飼ったことがなく、やはり3匹目としてはハードルが高く、いささか不安

よって、3頭目は女の子のマンチカンがいいのでは、という結論に達した。
飼ったことがないので未知数だが、オスだと縄張り争いが激しく、甘えん坊故にナルが妬いてしまうのではないかー・・・と。
いや、メスだって普通に甘えるとは思うけどね・・・。
よりリスクのない選択だと、やっぱりコノと仲良くなれそうな女の子が良いかなと。

猫の毛色性格診断

あと残るは毛色だ。
これも色々調べた。
勿論一概には言えないし血液型占いと同じくらい信憑性のないことだが、うちの子たちも実家の白猫ちゃんや、茶トラちゃんもまあまあ当たっていたので参考にした。どのサイトでも大体同じなので大まかにまとめた。

■ 白・・・ツンデレちゃんが多め。少し神経質な面もあり警戒心が高い、プライド高し。
■ 黒・・・甘えん坊、野性的な一面もあり。他の猫との仲良し率高め。

■ キジトラ・・・野性的、警戒心強めタイプ 甘えん坊、穏やかタイプにはっきり分かれる

■ サバトラ・・・オスは甘えん坊、メスはクール

■ 茶トラ・・・甘えん坊、穏やか。ややビビリ。食欲旺盛で太りすぎに注意
メスは珍しいらしい。(三毛のオスほどじゃないけど)メスも穏やか。

■ 三毛・・・ほぼメスしかいないためかツンデレちゃん、女王様気質

■ ハチワレ(黒多め)・・・協調性あり社交的、甘えん坊
■ ハチワレ(白多め)・・・気が強い・クール

トータル的に見てこれだけ差がある。鵜呑みにしてはいかんけど。
そこで、ハチワレちゃん黒多めか、茶トラ(ナルは茶白だけど穏やかな方なので)に絞っていった。
マンチカンは、長毛はあまり見かけないが、短毛でどの毛色の子も生まれやすく、足長だとほぼミックスの子猫と見た目も変わらないらしい。
毛色の面でも好みの子をかなり選びやすい品種と言えよう。
短足ちゃんが有名だが、将来的にヘルニアになりやすいそうで、コノでも短足な方なのに、(ミックスのナル兄と比べたら、だけどね)あまり短いと段差が心配だし、うちには階段もあるのでいろんな面で不安なので、長足ちゃんで探した。

更に、昔実家で飼っていた茶トラちゃん(女の子)のこともあり、
甘えん坊だけどとても可愛く、人慣れしていて飼いやすかった茶トラが良いのかな、となんとなく思いつつ、新たな猫探しライフが始まった。

その6へ続きます。
ここまで長い文章を読んでくれてありがとうございます!

うちのご主人は伝えたいことが多すぎて、短く簡潔に・・・ができないにゃあ。

全く、心配症が過ぎるにゃ



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