
偽りの優しさと本当の思い遣り
こんな事を言ったら相手は傷つくかもしれない。
ガッカリするかもしれないし、ショックを受けるかもしれない…。
と、こんな風に相手の事を気遣っているつもりで本音が言えないで悶々とする時、
本当に相手の事を気遣っているだろうか?
色々なケースがあるので一概に全部そうだとは言えないが大概は、
揉めるのが面倒臭い。
相手に嫌われたくない。
いい人(優しい人)だと思われたい。
・・・等の自分の都合によるものが多いのではないか。
それは優しさを装ったカムフラージュだ。
しかし、偽りの優しさは長続きはしないので、
だんだん疲れてくる。
そして何処かの地点で結局本音を言ってしまい、
結果的には最悪のケースになったりする。
私も昔は本当の事を中々相手に言えないタイプだった。
心では(違う)と思っているのにハッキリ言わないで誤魔化した態度を取っていると、自分自身が嘘つきで嫌な人間に思えてきた。
なぜ言えなかったのか?
やはりその相手と揉めるのが面倒で逃げていたのだ。
過去の経験でかなり学んだので、
今は正直に自分の気持ちを伝える事を心掛けている。
もし、本音を言って壊れてしまう関係なら男と女の関係でも、友達同士の関係だとしても元々大した縁がなかったのだ。
相手の為・・相手を傷つけたくない・・と思うなら、
尚更、誠意を込めて自分の気持ちを正直に相手に伝えるべきなのだ。
本当の自分を生きる為に、
自分自身に愛と勇気を送ろう!