いい人の仮面を外す
お金があっても、
健康でも、
家族がいても、
幸せじゃない人がいる。
それは自分に嘘をついているからだ。
いつも他人、世間体、周りを気にして生きている。
良い妻、良い母親、良い父親、良い隣人、良い友達、良い経営者...を演じている。
自分の心と言葉と行動がバラバラだと
虚しさから抜けられない。
腹わたが煮えくりかえるほど、怒りがあるのにそれを隠して生きるほど辛い事はない。
私もかつては他人に気を遣い過ぎて本音を言えずにかえってものごとをややこしくしてしまった経験がある。
相手を傷つけたくないと言う気持ちは本当の思いやりだろうか?
それとも自分が心の狭い人間だと思われたくないのだろうか?
そんな事を考えて本音を言わずに悶々としていると、相手との関係もギクシャクしてきて結局上手くいかなくなる。
相手の気持ちを大切にする事はもちろんだけど、
相手がどう思うかよりも自分の本当の気持ちを心を込めて話す事が一番誠意がある行動だと思う。
本当の自分を生きるには『覚悟』がいる。
嫌われるのが怖いから、
敵を作りたくないから、
揉めるのが面倒臭いから、
仕事で損したくないから....。
そうやって自分の弱さから逃げて
ただのいい人をやめなければ、
ずっとその人は
いい人を演じるだけの人生になる。
他人の評価や承認なんて関係ない。
自分がどう生きたいのか?
大切なのはそれだけだ。
人生は、長いようで短い。
他人にいい人でも、自分に嘘つきでは何にもならない。
自分に正直に生きていなかった時の私は自分が大嫌いだった。
だから今は他人に嫌われる事よりも、
自分に嫌われないように自分に正直に生きたいと思っている。