生きる
「生きる」なんて考えたこともなかった
ただ、漠然と広がる未来が
いつも通りの日々が
これからもずっと続いていく
そう、思っていた
君が側にいること
触れ合って 笑い合えること
それは 全部全部 当たり前で
君がいなくなるなんて
考えてもみなかった
君と私を繋ぐ運命の糸は
細く儚く美しく
そこに在った
君が笑うから
生きているって思えた
君が泣くから
守りたいと思えた
君は私に大切なことを教えてくれた
命は魂は かけがえのないもの
心は想いは 守り育てるもの
君がいたから
私は今、生きているんだよ