平賀源内と日本100名城 湯築城
湯築城
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湯築城
(愛媛県)
復元武家屋敷と丘陵
別名湯月城城郭構造梯郭式平山城天守構造なし築城主河野氏築城年建武2年(1335年)頃主な城主河野氏、小早川氏、福島氏廃城年天正15年(1587年)遺構土塁、水堀、郭指定文化財国の史跡再建造物武家屋敷位置
北緯33度50分53.19秒 東経132度47分12.27秒座標:
湯築城
内堀(外堀も現存)
湯築城(ゆづきじょう)は、愛媛県松山市道後公園にある城跡。堀や土塁が現存する。国の史跡に指定されている。
歴史・沿革[編集]
天正13年(1585年)、四国征伐をめざす羽柴秀吉の命を受けた小早川隆景らの軍が侵攻して金子城主の金子元宅を攻撃の末滅ぼし、湯築城の河野氏も約1ヶ月の篭城の後に降伏した。城に留まっていた通直は命は助けられたが、2年後に病没した。城は隆景に与えられたが、彼の所領は筑前に移された。
慶長7年(1602年)、勝山(城山)に松山城の築城が開始され、以降加藤氏(のち蒲生氏、松平(久松)氏)が伊予国松山藩主となる。建築にあたっては、湯築城の瓦等の建材が流用されたことが発掘調査により判明している。
現地情報[編集]
アクセス[編集]
利用情報[編集]
開館時:9:00~17:00
休館日:月曜(祝日の場合翌日)
入場料:無料
湯築城跡ボランティアガイド(TEL 089-941-1480)が配置されている。
参考文献[編集]
川岡勉・島津豊幸 編『湯築城と伊予の中世』(創風社出版、2004年) ISBN 4860370392
関連項目[編集]
愛媛県立道後動物園 - 城跡に1953年から1987年まで開設されていた。
外部リンク[編集]
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