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4歳の自己肯定感が上がった日

お手伝いや人に役に立っているという実感は自分に自信をつけさせてくれる。

先日、6歳の長女が熱を出した。
うちは病気になると決まっておかゆを作る。
最近、料理に興味がある4歳の次女は、初めておかゆを作ると張り切っていた。

レシピは簡単、お鍋にお水を沸騰させて、鶏ガラスープの素を入れ、ご飯と溶き卵と塩を少々入れたシンプルなもの。
エプロンをつけて、踏み台に乗って、味付けをして、お玉で混ぜてくれた。

次女は、他にもシチューやサラダもあるのに、自分で作ったおかゆだけを大きな口でパクパクあっという間に食べた。自分で作ったごはんは特別おいしいらしい。
長女も私も食べ終わると次はお皿を洗うとササッとキッチンに向かった。
もう、ちいママ(小さいママ)だねーと言うと、自信たっぷりの笑顔だった。

その他にも、長女が大好きなキュウリを持って行ったり、お茶をちょっと飲ませてあげると口にコップを持っていったり。
あれこれ食い気味でお世話してもらって長女はちょっとしんどそうだったが、その一生懸命ぶりにはほっこりした。

次女の歯磨きをしているときに「今日はたくさんお仕事をしてくれたねー」というと、とっても満足そうに腰に手をやってエッヘンとやっていた。

このようなとき、子どもに自信がつくのかなあと思う。
私は子育てで大事にしていることの1つに、自己肯定感を上げることがある。お手伝いや人の役に立っているという実感はたくさん積み重ねられるようにしたいと思った。

余談になるが、そういえば、私がつわりのときに母がタマネギとにんじん入りの玉子焼きを作って持ってきてくれた。
その時、結婚をして家を出った後4年は経っていたので、その玉子焼きはとても久しぶりで、つわりで身体が弱っていたこともあり、懐かしいのとありがたい気持ちが入り交じって泣きながら食べた。
この感覚、子どもたちも持ってくれるといいなあ。大人になって熱が出た時に、そういえばこういうときは玉子おかゆだったなあって。
そう思ってもらうようにおかゆを作っているわけではないけれど、自分の作る料理の味、大人になっても時々思い出してくれると嬉しいなあ。

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