ヒラメさんとマグロさん
私のボスは、
明るくサッパリとした女性です。
そのボスが、しばらく不在になるので、直前にチームミーティングが開催されました。
ボスのボスから急に指示のあった、脳トレのような分析の〆切と、通常業務についてボスから依頼がありました。
ミーティング前に、ボスから通常業務についての依頼内容メールも出されていたので、話が早いかと思いきや…指示された方が断っておりました。
「俺は、案件少ないから
多い人がまとめれば
いいんじゃないの」
なんですと?
案件が多い人は大変だから、少ない人がまとめたら良いかと…思うんだけどなぁ
事前に出されたメールも、見てないそうで。
ボヤッキーさん
意味不明ですよー
それでなくても、ボスのボスが
『ヒラメさん』
※上しか見てないので
下が苦労するのです
だから、、みんなが大変な思いしてるのにね。
絶句してる間に、即座に察して引き受けてくれたメンバーがいたので、話が進んで、とても助かりました。
私のできることとしては、別件で、ボス宛のメールに「横から失礼します」と援護射撃の回答してから、ボスにメッセージを送りました。
上の方ほど、メール数が膨大で確認が大変そうです。
ボスから会話依頼が届き、状況確認ができた後
「次に日本に行ったら
ぜひ食事に行きましょうね」
と言っていただきました。
それは実現するかは分からず、社交辞令かも知れませんけれど、その一言で貢献したくなって、頑張れちゃうんですよね。
ヒラメさんに対して
マグロさんという例えもあるそうなんです。
マグロさんは、動きを止めず周囲を見渡して働く人らしいのです。ありがたい事に、私のボスは、そんな人なのでお手本にしています。
他のクリエイターさんと
ヒラメさんついて、コメントのやり取りさせていただいた時に
『言い得て妙』
と、いただいて笑い話にでき、スッとしました。どこにでもいらっしゃるんですね。
お魚さんたちは、静かに海で暮らしてるだけなのに、勝手に例えられちゃって大変。。
リモートワークだと、別の部屋でやはりリモートワークしている息子が、いつ何時、私の様子を見聞きしているか分からないので、緊張感があります。
カッコ悪い母には、なりたくないんです。
昔々、離婚のことを子供たちに話した時
「母さんが居てくれればいい」
と言ってくれた長男が、親の背中を見ています。ヒラメさんが近くにいるよりも、身が引き締まる思いです。