見出し画像

痛くも痒くもない幸せ

お年頃のおばあさまなので、ときおり少し不思議な会話が聞こえてくる。

訪問で来てくださる、いつもの理学療法士さんがお休みで代わりの方がいらして、会話をしながら施術をされていた。

「腰を痛められたと聞きましたが
 転んじゃったんですか?」
と聞かれたおばあさま
「転んでなんかないんだけどねー」

仕事中に背中越しに聞いていた私の
ひとりごと

嘘は良くない

ネオバターロールの妖精
ネオバタくん

ネオバタくんがカワイくて真似てみる笑

忘れちゃうだけで
嘘じゃないんだけどね


またある時は

「テレビがでない…」
と、ぼやくので見てみたら
おそらく"入力切替"ボタンを
押しちゃったんだろうなぁ。

前にも何度かあったから、シンプルな数字の大きいリモコンに変えたけど、ときどき数字以外を押しちゃうんだね。

設定を直して
「間違えて数字以外を押しちゃったから
 だと思うよ」
と話したけど
「何もしてない」
とおっしゃる。


たったひとりのお年寄りだけでもこんな感じなのに、施設の職員さんはじめ介護関係の方々には尊敬と感謝で一杯になる。


*******


「1日、車を貸してもらえるかな?」
って次男から連絡が来て、親ばかちゃんリンはガソリン満タンにしておいた。

やってきた息子は、少し、はにかんだ様に照れくさそうにしていた。

珍しくベッド下に隠れたネコを写真に収めてから、彼女とのデートに出掛けて行った。
『安全運転よろしく』


*******


近々、水廻りの業者さんが来るので流し台と洗面台下の片付けをした。

来客もあったので、あちこち片付けたらすっかりキレイになり弾みがついて、気になっていた洗濯機周りもキレイにできた。


乾燥敏感肌との付き合いも末永く続きそうで、保湿の大切さが身に染みている。
肌や、歯や目も大切にして
何はなくとも
"痛くも痒くもない幸せ"
も大切にしたいと思う。


ギリギリさ


むむ…


うずらだって!


見た?


いいなと思ったら応援しよう!