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インテリジェントカードで機能Up! MINOLTA α7700i

プラスチックカメラは嫌いだぁと食べず嫌いしていました。

MINOLTA α7700i

部品取りで買ったminolta XDのおまけで入っていたのがこのMINOLTA α7700i。
これはαの第二世代カメラ。

いらねぇーと思ったが、手にとって見るとこれがなかなかカッコ良い。
調べてみるとハンス・ムートがデザインしたデザイナーズカメラだったんですね。
SUZUKI刀(バイク)のデザインをしたとかしないとか・・・

角度の付いたグリップと液晶
ダイヤルレス
グリップに操作レバー
今見ても未来のカメラだね


最初に見た時に仮面ライダーフォーゼのフォーゼドライバを思い出したんだよね。
グリップの部分とか弓形になってる部分とか。

「宇宙キター」と思ったら、α8700iで本当にミールまで行ってしまってますね。
白色もいいなぁ。
最近、箱付きの新品状態のミールも見つけてしまった。
ヤバいね。

しかし、80年代のカメラ。
プラスチックカメラに手を出さなかったのは、壊れたら修復不能なこと。
誰も修理を引き受けてくれないでしょ、電子制御だし。
また、グリップのゴムは加水分解で白色化してバッキバキ。
もちろんもう部品は手に入らない。
このあたりが残念なところ。

とりあえず、捨てるに忍びないので、電池を購入して動かしてみることに。

「こいつ動くぞ・・・」

液晶表示、シャッターも問題なさそう。
次はレンズ。
Aマウントレンズは1本も持ってないので、八百富写真機店へ。

この頃はまだミノルタのパーツもあった
  • MINOLTA AF 35-70mm F4 1,000円

  • フォーカシングスクリーン(方眼)300円

  • インテリジェントカード15枚 2,500円

TRAVELとDEPTHは同じと見ている。
背景をクッキリと写すカードだ。
DATAは撮影時のシャッタースピードや絞りを記憶してくれる。


なんだかんだでオプションパーツも格安で手に入れた。
インテリジェントカードは「FANTSY」、「DATA」が欲しくて購入。
今のカメラで言うシーンモードの様なもの。
他には、機能アップやカスタマイズ設定のカードもある。
カードを入れると、カメラの液晶にカード名が表示される。ライダーベルト的なギミック。
なんかイイね。

カスタムカードを入れたところ
CUStと読みにくいがCUSTOMカードの略


グリップはとりあえず全部剥がした後に100均のカーボンシールを貼る。
我ながら上手く貼れたかと思う。
でもってせっかく一眼レフなのでもう一本くらいレンズが欲しいとMINOLTA AF17-35F28-4を購入

グリップをシートで作成

結局新しいα沼を見つけてしまった。
タダほど高いものは無い。

【カスタマイズカード】
CUSt-1 モードの表示非表示設定 8パターン
CUSt-2 レンズにフォーカスロックボタンが付いている場合の動作
1フォーカスホールド2センターエリアセレクト3コンティニュアス
CUSt-3  シャッタースピードのステップ変更
CUSt-4 カメラの手振れアラームのオンオフ
CUSt-5 フイルム残量表示
1撮影枚数2撮影可能枚数
CUSt-6 フイルムオートリターンのオンオフ
CUSt-7 フイルムリターン時の先端残しの有無

フイルムの先端出しも自分で現像する場合には良いね。
コマ送りが出来れば、α-9の様にフイルムの途中交換が出来るのだが、コマ送りは出来ない様子です。

本記事は2021年にAmebaに記載していた物を再編集しました。
残念ながらminoltaのカメラもパーツもお店から無くなって来ているね。

【追加】
グリップは100均の木粉ねんどで作り直した。

固まると本当に木材の様になり、ヤスリで仕上げる


最後に100均のニスを塗り完成。

自分の指の形に成形して仕上げた。

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