国会議員の低レベル度 西田昌司

2023.09.12投稿

FBFの鶴野省三様から西田昌司議員の発言について、私の意見を求められました。
以下、私の意見です。

西田昌司さんのYouTubeを改めて見てました。

財政のことを事務次官は知らないと言い切るところが不思議だなと思いました。
仕訳の話はどうでもよく、話が銀行が融資をすればとスタートから誤りだと思います。
その融資する金は銀行はどこから手に入れてるのでしょうか?
そして融資すると借入人の預金が記帳上、増えるだけでお金は必要ないと言いますが、借りた人がその金を引き出した瞬間にお金はどうするのでしょうか?
借り受ける人が、私はキャッシュで受取ります、と言ったら銀行はお金をどうするのでしょうか?

また、政府が返済の時、国債が消化出来ない事はあり得ない、なぜなら、日銀が必ず引き受けるから。
それは財政法五条を必ず破るからと国会議員が発言すること自体、耳を疑います。
もう、法治国家でない事を、国会議員が認めてる事です。

これを海外市場の人が知れば、日本の金融システムの信用はなくなるでしょう。
なぜならば、2013年の日銀金融政策決定会議で内密しないとまずいと、24回も財政ファイナンスと発言してる通り、禁じ手だからです。中央銀行制度の否定だからです。

参考人として発言してた、日銀マンはそのことをあの場で指摘していないのは、責任問題だと思います。

また、国債は半分は日銀以外が引き受けてる事が事実であり、西田昌司さんは、日銀が全て引き受けても良いと考えているのでしょうか?

矢野康治事務次官を批判するのは、100年早いと思います。

こんなレベルが日本経済を衰退させた根本的原因だと思います。

失礼ながら言わせて頂くと、西田昌司議員は税理士です。税理士は税務申告をを請け負うのが仕事であり、資金繰りについては素人です。仕事上、必要がないから当たり前です。税理士は日商簿記二級の知識でまでで受かることが可能だと思います。日商簿記二級まででは簿記論は含まれません。日商簿記一級で初めて学びます。従って、「貸借平均の原則」を学びません。資金繰りが分かる訳がないと思います。
それなのに、恥ずかしくもなく、それを知ったかぶりして言うことの出来る西田昌司議員の知性に疑いさえ持ってしまいます。

東洋経済の記事で分かりやすい解説を見つけました。ご参考になれば幸いです。
資金繰りは当たり前の企業人は矢野康治論文を評価してます。

日本の財政状況を懸念する人々からは、財政の危機的状況を危惧した当然の主張であると受け止められている。経済同友会の桜田謙悟代表幹事などは「書いてあることは事実だ。100%賛成する」と記者会見で述べている。

矢野氏の論文は「与野党ともにバラマキばかりだ。あたかも財源が無限にあるかのような振る舞いで、いずれの政策も財政破綻をもたらす」という警告を発することが目的であり、「なんとかぎりぎりのところで踏ん張って、財政破綻させないようにしてくれ」という悲痛な叫びである。
https://toyokeizai.net/articles/-/462445?page=5

https://m.youtube.com/watch?v=N4hcBCOrE8Q&t=18s&fbclid=IwAR0F2Qt76MC1feLcKdFM0LI6xfMbqPKiTRz2fd7q48Cux3A4BBOeZR8tjXU_aem_Adahs5qY-oHZH4tADrEVpftcCSKQ1h7jtardi7qtoba3lj5eWvuUtbmndDyWx4tJFSQ

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