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脱・完璧主義には、タイムログが有効かも

30代になって、転職の失敗も結婚も経験して良かった事のひとつに、「完璧主義が減った事」が挙げられます。


20代の時は、とがってたなあ。表には出さないけど、「礼節はこうあるべき
」「だからそう言われるんだよ」と、仕事中、頭の中は、はきだめ状態な事が多かったなあ。そりゃいつかは病む。


仕事で、


・あの人はこんな反応をしたけど、本来はこうあるべき
・こんな状況の時は、立場が○○な人がこんな行動をするべき


他人に対して要求する事が多かったけど、今は


・まあ、皆色んな事情があるし、明日には自分も含めて生きてる保証もないから、とりあえず良いんじゃない?


といった考えが一番に浮かび、余り物事を深く考えなくなった。



元々、家族が病気をして人一倍死生観を意識して生きてきたのもあるけど、自身が交通事故に逢ったり、家庭を持つ経験から、「今日を生ききれる幸せ」を、今一番感じている。



だから、仕事では周りにも、そして一番に自分に完璧主義を求めなくなった。これは、人生の挫折を経験して得た事で、良かった事のひとつ。


でも、プライベートの完璧主義は、まだ尾を引いている。これがなかなかやっかいで、


・休みの日の昼ご飯は、栄養のある物を食べないといけない
・休みの日も毎日勉強を続けた方が良い


等、仕事の様に制限時間が決まっていない分、自分を拘束し放題。


そんな「プライベートの完璧主義」を抜けるには、タイムログをつけるのがおススメ。


タイムログとは、何に何分時間がかかったか、記録をつけること。
スケジュールアプリによっては、タスクが完了してチェックを入れると、棒線で予定を消してくれるものもある。
要は、「自分が1日でどんな事に時間を使って、どんな時間を過ごしたか」を記録しておくと、視覚的にフィードバック出来る事が一番のメリット。


「一日を無駄に過ごしたと思ってたけれど、意外と活動してる」

「昼に作った料理はあんまり美味しくなかったけど、次はこれが食べたい!という次の目標が決まったし、良い経験だったな」


という風に、自分の過ごした時間に肯定的になれるとこが、タイムログの一番の魅力だと思う。


脱・完璧主義で、完了主義へ、とよく言いますが、完了主義は難しくても、タイムログを付ける事で完璧主義を抜けるきっかけになるので、おススメです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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