どうして私は書くことが好きなのだろうか?
昨日投稿したこちらの記事。
お話相手からの質問で、ひとつ心に残ったことがあった。
「あなたは、どうして書くことが好きなんですか?」
シンプルだけど、奥が深い質問。
今まで「好きだから仕事にしたい」という気持ちで突っ走ってきた。だからここでは一旦立ち止まって、なぜ私は書くことが好きなのかを考えていきたい。
小学生時代の作文
はじまりは、小学生の頃。みなさんも同じだと思うが、この頃は授業でたくさんの作文を書いた。読書感想文、夏休みのコンテスト、校内のスピーチコンテストなどなど。
今でも強烈に覚えているのが、小学校3年生の頃に書いた作文である。
当時の私は、中耳炎でプールに潜れない悔しさがあった。そのことを書いた作文を、担任の先生がすごく褒めてくれたのだ。
そのことをきっかけに、校外のコンテストに提出するため、放課後に先生と残って書き直しをしたこともある。懐かしいなあ。
校外のコンテストでは賞は獲れなかったけど、この頃からなんとなく文章を書くのが好きになった。
心に残った言葉集め
学生時代、私は友達が少なかった。外に出るよりかは、教室で本を読んで目立たないようにしていたタイプだった。
だから、誰よりも言葉に敏感だったと思う。常に小さいメモ帳をポッケに入れて、いいなと思った言葉や思いついた言葉を書き残していた。
かっこいい言葉でいうと、ポエムになるのだろうか。
同じクラスの人にメモ帳を見られてバカにされたこともあったけど、絶対にやめなかった。だって、そのメモ帳を見返すだけで救われたから。
「言葉は未来の私を救ってくれる」と、本気で思っていた。
今思えば、我ながら隠キャだったな(笑)。
ストーリーを頭で描くことが好き
これは書くこととは関係ないかもしれない。でも、関係あるかもしれない。(どっちだ?)
ある意味癖に近いが、小説を読んだり、楽曲の歌詞を読んだりすると、私は必ず頭の中で情景を想像する。
主人公の顔はこんな感じで、背はこのくらいの高さで、こんな服を着てて、こんなふうに笑う。みたいな感じ。
勝手に登場人物のイメージを膨らませると、どんどん続きが気になってくるのだ。
そのせいか、好きな楽曲の歌詞をノートに書き写していたし、小説は数時間で読み終わっていた。今考えるとすごいことしてたな。
だから一瞬、将来の夢として作詞家や小説家を挙げていた時期もあった。
ちなみに、小中学校でよくノートに書き写していた楽曲は、倖田來未さんが多かった。なぜなら、恋愛をほとんどしていなかった私にとって、倖田さんの楽曲が恋愛の教科書だったから(笑)。
思い出すとこんな感じだった。
特別なことをしてきたわけじゃないし、ものすごい才能を持っていたわけでもない。ただなんとなく好きが積み重なってきた。
今でも書くことを仕事にできているわけではないけど、やっぱり書くことは楽しい。
自分の書くことへの想いを整理できたところで、また頑張ろう!
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