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詩を書く
詩は中学生の頃から書くようになり
詩のノートは先月で7冊目になった。
自分の思いや考えを、短い言葉の連なりの中で表現できるのが
詩の魅力だと思う。
けれど、詩とはどういう形式で書くべきなのか
どういうものが詩になるのかが未だによく分かっていない。
とにかく自由に、時に殴り書きした言葉達を
それらが前後のつながりを持たなくても
最後まで書き切ったものを私は詩と呼んでいた。
世の中にはたくさんの詩があるが
詩の評価基準がイマイチよく分からない。
詩人としてちゃんと訓練して作られた作品もあれば
私のようによく分からないまま作られた作品もあり
本当に様々だろう。
私はとある詩の投稿サイトに不定期で投稿しているが
皆から共感されるような詩が高い評価を得ているように思う。
私も最初は評価を受けようと試行錯誤していたが
そうすると本当に自分が書きたいもの、表現したいものが
ゆがんでしまった。
評価に疲れてしまい、疲れ果てた挙げ句
最近は力を抜いて詩の創作をしようとしている。
そういえば、詩を書き始めた中学生の頃も
評価を得ようとして書いてた訳ではなかったな。
夢中になって書いた作品は、ノートに書けば残るし
それらを改めて読んでみると
ああ、なんかすごくいい(笑)。
この感情は言葉で表せないので
皆さんもぜひ、詩を書いてみてはいかが?
自分の悩みをそのまま書いてみるのでも全然OK。
結構それだけで心が軽くなると思う。
↓↓大学生の時に書いた詩です↓↓
題『ポカリの群青』
学校の
階段でつまづいた
ポカリのような
クールさを持っていない僕は
さりげない顔をして
ガン見するやつらの
格好のえじきとなった
よろめきそうで
よろめかないコマの刹那
目のまわる
トンボに向かって
石を投げたあの日
そのトンボが向かった先へ
僕は行きたい