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作って豊かに

どんどん物質的な豊かさが増していく一方で人間の心は貧しくなっていっているように思える。スマホが一台あれば、何でも変えて自分は動かなくても。料理すらしなくて良くなり、コロナの影響もあり、人と会うことすら必要がなくなっていっている。しかしそういった時代の流れに身を委ねて快適に感じていると気づかないうちに自分では何もしていないようになっていく。自分でしているように見えて。何か大きなことをしなくても自分の身の回りを豊かにするために自分で作り出す営みが必要なのではないか？ウーバーイーツやコンビニで食事を済ませるのではなく、自分で調理をして食べたり、少し食糧を自給してみるとか。効率だけを考えると、それは無駄だと考えてしまうが、その無駄の中に豊かさがあると思う。仕事に関しても時間で区切って仕事をしていると効率はよくなり仕事ができている気がするが、仕事の中に豊かさはあるだろうか？一見仕事とは関係のない人間づきあいや自分とは関係のないと思っている仕事の中に豊かさはある。作るにも色々ある
食、住、など全てを自分でやらなくてもいい。でもその中で作ること自体が好きな項目はないか？過程が楽しいもの。
無駄の中に豊かさ、効率の中に虚無。
人間は効率を追い求めなくていいのでは？
機械やaiに任せればいいじゃん。得意なんだから。人生って無駄だな。人生にゴールがあればそれに向かっていち早く行けるように考えて生きればいいと思う。でもだれもゴールはない。だから何かに向かって進むのではなく漂えばいい。認知症になった高齢者のように無目的瞬間的に生きる子供のように人生を徘徊する。