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プール記念日(2024.8.4)

今日はけっきょく午前中娘とプールに入ることとなった。「こととなった」ということで、全く主体的な判断ではなく、とはいえ娘が入りたいと言ったから入った話で、まぁ親としてはこれ以外の判断はなかったというところ。で、プールに対するマンネリ感というのがここ最近の俺にとって割とメジャーな悩みとなっているところ、今日も別に特に新しいおもちゃがあるわけでもなく、いわば文字どおり丸腰でプールに入ったわけだけど、どういうわけか楽しく、まぁ何が良かったのかわからないけど。なんか俺的に楽しい遊び方(今日で言うと、至近距離での水鉄砲の打ち合い笑)を提案でき、娘が実際たのしんでくれると俺としても楽しくなるなという気はしており、その意味では楽しい遊びについてアンテナを高くしていこうという話だけど、そんな難しく考えることはない。
って、それはそれとして、とりあえず今日のハイライトとしては、娘が水に16秒間顔をつけることができた、という話で、これまで娘は顔を水につけることができなくて、そのことで幼稚園のプールの授業?にも拒否感があり、それがこないだの幼稚園の先生との懇談時にも少し話題になるくらいだったんだけど、今日、「ポイント」を餌にした結果とはいえ、割と長時間顔を水につけることができた。かつまた、もともとの話は、5秒水につけられたら30分ゲームしていいよ、という話だったところ、5秒を達成した後8秒、10秒…と自ら主体的に次なるハードルを設定・跳躍していき、最終的に16まで行けたというところにとても大きな価値を俺としては感じた。すなわち、そういう姿勢が見られたのは水に顔をつけることについて自信がついてきた証左であると言えるし、誰に設定されるでもなく、自分で課題に前向きに取り組んだところが、普段のビビりの娘の行動とは一風違う、チャレンジングな姿だったので。今日はなんだか本当にうれしく、かつそのことを娘が嬉しそうに嫁やら義両親やらに伝えていて、伝えられた側も一様に喜んでおり、言って顔を水につけただけの話でこれだけ多くの人を喜ばせる子どもの力ってすげえなって思ったし、あとこんな小さなことでこんな大きな喜びを感じられた点、親って最高だなって思った。そして、こんなに喜びを感じられたのは日々前向きに娘と向き合っているからこそだと自負できるところ、前向きに向き合えるのは、他の身の回りの世話みたいなストレスのかかる育児作業を嫁や義両親が担ってくれており、俺はいわば遊びという相対的に楽しい部分に専念できているからともいえるから、彼女らにも改めて感謝したところだし、ひいてはその育児態勢を可能たらしめる婿養子という在り方の合理性も改めて感じた。

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