若い女子が喜ぶスイーツを教えてください。
役所的繁忙期が始まっている。自分の業務で言えば年度末に向けて行政が定める規則の審査案件が続々とまわってきており、それらを必死にやっつけているけどやっつけたそばから新たな案件が舞い込んできて、トータル終始均衡している感じ。係全体がこんなかんじになっていて、中には、帰りたい〜などとぼやきながら仕事している職員もいるんだけど、俺的にはこういう少し忙しいくらいの感じの方が性に合っている。やっぱり時間が有り余ってると俺はろくなこと考えないね。それこそバックグラウンドアプリ以外なにも起動してませんみたいな状態になる。だからとにかく動き続けるというのか、仕事なければ自分で生み出していったほうが自分の精神衛生上も良く、それによって課のパフォーマンスが向上するなら課長の精神衛生上も良く、そうなれば当然…と言えるかどうかは稿を改めて論じる必要がるかもだけどまぁおそらく社会にとっても良く。そんで俺の評価的にもきっと良く、すると嫁子ども的にも良く、嫁子どもからの俺の評価的にも良いとすると俺の精神衛生上更に良く…って感じで三方だか四方だか、何しろ多方面的に良く、したらそれやったらええやん、って話なんだけどそこはバックグラウンドアプリがいるので。
奴がここで持ち出すのは、さっきの多方面分析で唯一(かはわからないけど)検討の埒外にされていた部下方面のこと。いわく、俺が下手にアクティブに仕事しようとすると、部下の仕事が増える。そうすると部下が好きなジャンプとか女子会とかpornhubとかの時間がとうぜん削られることになり部下の精神衛生上良くない。そうすると部下から俺への好感度が下がり、それは俺の精神衛生上良くなくて…となってしまう。そしてここで厄介なのは部下には若い女子がおり、平均的四十代男性(俺を含む。以下同じ。)にとって若い女子からの好感度が低下するのはクリティカル、場合によっては↑の多方よしを相殺してあまりある…みたいなことになりうるので、そうすると多少ストレスになろうが机にかじりついてカロリーメイト食べながら判例タイムズ読んでた方がいいや、という話になってしまう。
かくして俺はいま分岐点に立っているわけだけど、まぁ正直これは分岐点と呼ぶに値せず、仕事する方を取るに決まってる。まぁ別にエゴってことでもいい。自分の中の監督者たとしての自分から税金泥棒のそしりを受けながら判例タイムズの民事の不貞案件読んでおいしい思いした男側を少し羨んでほぞを噛むくらいだったら、若い女子からの評価が下がろうと仕事したほうがいいのだ。公益に燃える俺は下半身を完全に制御できる。
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