御相伴衆~Escorts 第一章 第一回 数馬編①「スメラギ漂着~転落奴隷」
大道芸人の数馬は、諸国を回る、小さな旅芸人の一座に所属しており、船に乗り、東国諸島部を中心に活動していた。ある時、船が嵐に巻きこまれ、座礁し辿りついたのが、その北の大陸の他国、スメラギ皇国の浜だった。
仲間である大人たちと共に、数馬が、その浜で彷徨っていると、スメラギ軍の兵隊に捉えられ、その後、不法侵入の罪で投獄された。当時、長い歴史の間の軋轢により、東国は、スメラギにとっての属国という捉え方をされていた。
このままだと、恐らく、一座のものは、全て殺されてしまうだろう。その時、数馬は、咄嗟の判断で、芸を見せ、芸事で、この一行全員、ここで仕えるからと命乞いをする。以前、スメラギを舞台にした芝居を、諸島部で見せる際に、語学研修をしていたのが、幸いしている。そのくらいのやり取りはできた。
看守は、数馬の姿を、頭の先から、脚の先まで、ざっと見遣る。
「年は?」
「16です」
「よし、じゃあ、お前の話を聞いてやるから、こっちへ来い」
数馬は、その看守に連れ出された。暗い地下牢から、エレベーターに乗せられて、上層の階で降ろされる。皇宮だった。そのことに、数馬は、気づかなかった。
そこにつくと、数馬は、看守から、世話係のような、3人の女に引き渡され、汚れた服を脱ぐように指示をされた。
「騒がないで、牢屋に戻されたい?」
「その汚いままじゃ、上に上がれないのよ」
「お風呂に入ってもらうから、それだけよ」
数馬は、女たちに、小突かれる。嘲笑を浴び、好機の視線を受けながら、仕方なく、数馬は服を脱いだ。その裸の姿を見られ、恐怖と羞恥が、交錯する。
「ほら、入んな」
「黒い瞳だからね、どうかしら?」
「弄られたくなかったら、自分で、身体洗って」
一人の女に、トンと、背を押されて、浴室に入れられる。見回すと、かなり、綺麗な設えの浴室だ。
「そこそこ、可愛いわね。お妃様のお好みみたいだけど」
「東国産は、傍に置いてくださるかしら?」
「お務め次第かもね」
女たちの声が、浴室の隣から響いてくる。
恐らく、先程の看守は、話を聞く筈もない。数馬が、第二皇妃付きの色若衆になれば、彼は褒美をもらい、昇進し、看守の役目から離れることになるだろう。
そんなことも露知らぬ数馬は、話を聞いてもらえると信じて、女たちの言う通りに、身体を洗った。
髪を解き、洗い、身を清めて戻ると、タオルを渡され、身体を拭くように促される。旧いスメラギ仕様の肌着を着せられ、鏡の前に座らされた。ポニーテールのように、後ろに一つで縛ってあった髪は、いつのまにか、背中まで伸びていた。ドライヤーで、丁寧に乾かされ、皇風に結い上げられ、髪に飾りを施された。数馬には、違和感はなかった。芝居の時に、女形をやってきた設えのようだったからだ。
「あら、抵抗しないのね」
「綺麗な肌ね。東国の子は白いと聞いたけど、日焼けしてるのね」
「さっきは汚れていたから、わからなかったけど」
「いい?これから、ここで一番、偉いお方に会うのよ。粗相のないようにね」
「うふふ、大丈夫?ここまで、来たんだから、後戻りはできないからね」「皇妃様が、お気に召さなくてもね」
「だめだったら、ここに戻ってくるのよ」
「ちょっと、いい?」
3人の女は、代わる代わる、数馬に構ってくる。6本の手が、髪を結い、化粧じて、それこそ、舞台の衣装のような、いわゆる、スメラギの旧くからのもので、子供服のような設えにさせられた。つまりは、女の子のように。いつもなら、自分でする舞台化粧をしてもらってるようだ。仕上がった時に、つい、悪い癖が出た。衣装に合わせた動きをしてしまう。肩を落とし、首を傾げ、姿|《しな》を作って、小股で歩く。
「まあ」
「すごい♡」
「ああ、戻ってきそうもないわね」
「あの看守、でかしたわね」
その部屋を、入って来た方と反対側から出て、その女たちの中の一人に、手を引かれて歩く。大きな廊下を通ると、綺麗な中庭が目に入ってきた。学生たちのようだが、・・・制服の少女が、自分と同じくらいの齢の、同様に制服を着た、二人の少年と語らっている姿があった。少女がこちらを指さしている。
「あー、新参者ですよ」
「・・・♡」
「なんですか?だめですよ。貴女には、僕らがおりますから」
(何か、指をさされたような)
「きょろきょろせずに、そのまま、進んで」
女は、手を引き、歩みを早める。中庭を通り、建物を見遣ると、レースのカーテンがたなびいている、大きな窓が見えた。さざめく、笑い声が聞こえる。誰か、偉い人に、話を聞いて貰うチャンスかもしれない。数馬は、そう思った。
「このお部屋に、スメラギ皇国第二皇妃美蘭様がいらっしゃいます。お前を見て頂くのですよ。お妃様の言うことを聞いて、受け答え、必要なことを為すこと、わかった?・・・できなかったら、どんな目に遭うか。お前は、綺麗だけどね、東国の出だから、その分、他の子たちより、不利だからね、頑張るんだよ。じゃあ、いいね、行くから」
女は、その部屋のドアをノックする。すると、鼻にかかった、艶っぽい女の声がした。
「おや、月だね。お入り」
ドアを開けると、強い香が立ち込めているのが解る。数馬を入室させると、女は、さっと身を引き、ドアを閉めた。
「お前が、大道芸の子かい?・・・東国から、来たんだってねえ、さあ、もっと近くへ、顔をよく見せておくれ。真っ黒な瞳、好い目をしてるじゃないか・・・」
台座のある、大きな椅子に、そのスメラギの妃だという女は座っていた。服の袷が大きく開き、胸の谷間が見えている。大胆な服装。肌着のようだ。年の頃は、30代半ばぐらいだろうか。
「驚いたかえ?スメラギの言葉は、お解りか?」
「あ、はい・・・あの」
「こちらの問いにだけ、応えよ。余計なことは申すな・・・慈朗、おいで」
妃の座っている、大きな椅子の背後から、一人の少年が姿を現した。肩越しから、両腕を回し、しな垂れかかるように、妃を後ろから、抱き竦め始めた。女の子のように見えたが、呼び名は男だったから・・・。
(つまり、今の俺も、あんな風に・・・?)
褐色の髪、白い肌の、椅子で、その全身は隠れているが、その腕は、裸のものだった。前髪が長いので、やはり、顔が隠れている。
「んふふ、どう思う?慈朗、お前、一番下から、格を上げてやろうかとね。この子に色々と教えておやりなさい」
「はい、・・・ん・・・お妃様」
「相変わらずの艶技、もう言わなくても、私の望み、お前には解るようになったね。本当に、いい子ね・・・」
その慈朗という子は、お妃の・・・なんというか、お小姓なのだろうと、数馬は推測した。人目を憚らず、そんな感じって・・・。
(つまりは、そういうことか?俺も、やっぱり・・・?)
その時、一人の召使のような男が、ノックして入室してきた。すかさず、慈朗が、布を腰に巻き、ドアまで、要件を受け取りに行く。
(やはり、裸だったのか・・・)
「お妃様、先頃の浜からの不法入国の東国の輩4名、処分済みとのことでございます」
今、なんと、言ったのか?
数馬は、目を瞠った。
これから、・・・話をしようとしていたのに・・・?
「おい、お前、それ、どういうことだ?」
「・・・」
「教えてやりなさい、慈朗」
「聞いたままのこと・・・です」
「いいですよ。これから、お互い、口を利いても」
「わかりました、お妃様・・・君も、同じように、お妃様の前では、膝をついて」
「え?・・・というか、今のは」
「だから、・・・聞いたままのこと。それより、ちゃんと、頭を下げて」
お妃というその女は、微笑みながら、その二人の様子を見ていた。
「ふふふ、もうよいわ、慈朗。・・・お前、名は何というの?」
「数馬。菰 数馬・・・です」
「まあ、苗字なんて、もう、お前には必要ないわ。ここ、スメラギの家族ですからね。数馬は、似合ってるので、そのままね。慈朗もね、少し前に、ここに来たのですよ。いい子だから、今は、私の傍に置いていますから。ここで、どのような処遇を受けるかは、お前の働き次第ですからね、よぉく、心得て置くようにね」
お妃は、数馬の側に近づいて、彼の顎を、右手で引き上げた。甘い香りと吐息が、顔にかかる。数馬は、瞬きを繰り返した。
「ふーん、その目、綺麗だけど、この国の人間がね、最も忌み嫌う色なのよ。でも、お前には、似合っているわね。少し、吊り目で、キリッとしていて。年は?」
「16になったところで・・・」
「違う、『なりました』、って言って」
「ふふふ、・・・元気がいいのねえ・・・成程、芸人なのね。お化粧栄えして、どんな芸ができるのかしら?」
「あ、はい、宙返りや、古式の舞、芝居もやります」
「お客あしらいもしてきたのでしょ?」
「は・・・?」
「慈朗、解るように言っておやり」
「お客に芸を見せた後、夜伽をしたか、ということ・・・を聞いておられます」
あ・・・、そういうことか。・・・つまり、やっぱり、俺はここで。・・・そして、親爺たちは、あのまま?・・・そして、生き残った俺は、ここで、囚われたまま・・・?
「・・・ない、ことはないです」
「そうなの、優秀な子ね。慈朗、ここでの流儀を、よく仕込んでやりなさい。数馬、慈朗はお前より、齢は下ですが、先輩ですから、教えを請いなさい。黒い瞳で、この国に存えていられるのは、お前と、生きていたとしたら、恐らく、もう一人だけ・・・」
妃が、胸の袷を正すと、慈朗は、すかさず、お妃の後ろに回り、傍の上衣を着せた。
「そうねぇ・・・、特別です。慈朗と、ここに住みなさい。次に、私が、お前たちを所望する時までには、しっかりと、数馬を躾けて置くようにね、慈朗」
妃は、数馬の入ってきた扉とは、逆の扉から、部屋を出ようとすると、ドアを開ける者が現れ、御付きの者と共に、どこかへ行ってしまった。
「はあ・・・」
慈朗と、呼ばれていた少年は、ガウンを羽織りながら、大きく溜息をついた。
「君、東国人なの?初めて見たよ・・・捕まったんだね、でも、君、助けられて、良かったね。スメラギの言葉、喋れるんだね」
「あ、そうだ。さっき言ってたこと、処分って・・・」
「・・・多分、言葉のままだと思う。僕だって、聞いたばかりで。・・・残念ながら、君の仲間?・・・多分、もう、いないよ・・・可哀想に・・・ああ、ここかあ、・・・ヤバい・・・」
彼は、後ろを向いて、脚を拡げて、自分の股を、覗き込んでいる。
「・・・まあ、どんな目に遭っても、この国では、仕方ない。・・・ちょっと来て」
「何?」
「いいから」
数馬は、慈朗の背後から、近づき、身体を摺り寄せてきた。
「もっと・・・」
「え?・・・何、わ、よせ、お前、・・・そっちもあんのか?」
「声落として」
「え?」
「ここでは、どこで誰が見ていて、聞いているか、解らない。それぞれが、スパイのようで、足の引っ張り合いをしている。脱出とか考えても、密告されたら、終わりだから。おとなしく、お妃様のいうことを聞いているのが、一番だから。気にいられれば、周りからも、庇ってもらえる。・・・あっ、やめて・・・ダメだって・・・」
「え、えーっ」
急に、縋りついてきた。
「・・・芝居だよ。わかるだろ、君の方が・・・」
「あ、・・・あ、うん・・・」
「ベッド、行こう」
なんなんだ、ここは。俺は、このまま、こんなとこで囚われて、一生過ごすのか。東国にも帰れずに・・・。確かに、流れ者だから、家もないから、どこにいてもいいかもしれないけど、まさか、スメラギの皇宮にいるんだなんて・・・。
慈朗に促されて、ベッドにもぐり込んだ。
・・・こうしてれば、お小姓同志でも、そんな感じとか、まあ、古くからの話で聞いたこともあるけど、・・・本当に、スメラギって、こんな感じだったんだ・・・聞きしに勝る・・・。
「さっき程、小さな声でなくても、一応、やってると思わせれば、周りは、多少は退いてるから」
「なるほど・・・、お前、いくつだ?」
「13だよ、もうすぐ14になるけど」
「えっ・・・それで、お妃様と」
やっぱり、こいつ、女の子みたいだな、細くって。
「・・・まあ、もう、どうでもいいんだ。そんなこと。最近は」
「でも、お前、見る感じだと、この国の・・・?」
「そうだよ」
「なんで?これって、皇宮付きって、言ったってね、奴隷だよね」
「そうだよ」
「俺なら、わかるけど・・・俺は、ここにとっちゃあ、属国の出、っていうやつだろ?」
「なんか、そうみたいだね・・・あー、痛っ・・・」
「何?どうした?」
また、後ろ向いて、股を覗き込んでる。大丈夫か?
「咬まれた。脚の付け根だよ。あああ、なんで、こんなとこ、咬むのかな。歩くと痛むから、逃げないように、こんなことするんだ。・・・別に、逃げないけどさ」
「・・・でも、なんで、お前、えっと、名前、なんだっけ?」
「慈朗だよ」
「で、慈朗は、なんで、ここにいるの?」
「気に入られたからみたい・・・スラムの家が貧乏で。これで、家族が助かったから」
「そうなのか?じゃあ、家族の為に、犠牲になって、ここに来たってこと?」
「そんな、カッコいい話じゃないよ、でも、そうなるかな・・・」
「・・・そうなんだ・・・他にも、いるのか?お前とか、俺みたいなの」「ちょっと、違うけど、いるよ。ここ来る時、女の子とはしゃいでる二人、見なかった?」
ああ、なんか、いたかも・・・
「あー、制服着てる、三人組」
「そう、あの、女の子は、お妃様の末のお姫様で、男二人は、僕たちと似てる感じだけど、扱いは、全然、違うんだ」
「そうなのか?つまりは、あの女の子の・・・」
「まあ、そうだね。今は、あのお姫様の学校の送り迎えしたり、勉強みたりしてる。まあ、もう想像つくと思うけど、お姫様付きっていうやつみたいだよ」
「教育係か、ちょっと、違うな、確かに」
なんか、すました感じだったからな。王子とか、かとも思ったけど。
「何人も姫がいるから、彼らも、忙しいみたいだよ、夜は」
「そうなのか・・・やっぱり、そっちもやるのか・・・」
「僕もそうだけど、きっと、君もいずれ、忙しくなるんじゃないのかな・・・」
「簡単に言うと、皇宮の女性たちのあれ・・・」
「そう、××処理担当。あと、いよいよ、嫁がれる時には『ご指南役』って言い方するんだって。乱しといて、慎ましやかに、どこかの国のお妃にってね、それが結婚準備になるっていうんだけどね・・・」
・・・これ、芝居の台本じゃねえよな。
「はあ、とんでもねえ・・・」
「・・・とんでもないけど、それをさせられるんだよ、僕たち。お妃、姫様ばかりじゃない。御客人のお相手もね。素の高官たちが来た時は、十中八九、お声がかかるから、そのつもりで」
「素って、素国・・・?」
「そうだよ」
「高官、って、男だよね?」
「そうだよ・・・ないの?」
あああ、嫌なこと、思い出しちまった・・・
「いや、・・・それが、なくはなかったり・・・」
「あるんだろ?客との夜伽、じゃあ、いいよ、僕なんかより。こないだは、少しで済んだけど、・・・あれは、少し、嫌だったな・・・」
「・・・あああ、そうなのか、だよな」
少し、って・・・
「冗談じゃないよ・・・でも、気に入られちゃったみたいでさ・・・やなんだけど、仕方なくて・・・」
「ごめん、いや、もう、そういうのに、慣れてんだとしたら、ヤバいな、と思ったから」
「だから、まだ、お妃様の方がいいと思えるんだよね。痛いことする以外は、気持ち良くしてくれるよ」
「はあ、結局、お前、そんな感じなのか・・・」
要は、そういうことだ・・・、こいつ、慣らされちまってる。
「もう、仕方ないよね。ここに来ちゃったんだから・・・、それ以外は、この中では自由に動けるし、上手く甘えれば、多少の我儘も聴いてもらえる。美味しいものが食べられて、好きなものを買ってもらったり、勉強させてもらったり、色々あるけど、そういう意味では、スラムの市民よりは、待遇がいいんだ。とにかく、お妃様に、気に入ってもらうこと。そうすれば、召使とか、周囲の人たちも、見逃してくれるし」
「うーん、・・・そうなのか・・・」
要は、役目を果たせば、それなりに宛行もあるってことか。
「あの二人は、柚葉と桐藤。上品で、何でも許されちゃうのが、柚葉。素の王室の出らしいから。で、桐藤は、赤ん坊の時からここにいて、皇子みたいに、お妃様に育てられてるらしいから、スメラギ皇国が、世界で一番強い国だ、と思っていて、本人も偉そうで・・・なんか、すごい、意地悪なんだ」
「そいつらって、いくつなんだ?」
「うーん、君と変わんないぐらいかなぁ、と思うんだけど」
「はあ・・・」
そんな感じか。制服だったから、ハイスクールとか、行ってる感じだもんな。
「そうだ、僕と君、ここで寝るんだよ。良かったな。粗相したら、地下牢行きだよ」
「そこから来たんだ」
「そうか、じゃあ、本当に良かったじゃん。大出世だよ。東国の奴隷なんだから」
「仲間は、殺された・・・のかもしれないんだな・・・」
「でもさ、きっと、君だけでも、その場から外されて、きっと、残された人達、よかったと思ったんじゃないかな、・・・可哀想だけど・・・こんなこと、もう、ここでは、よくある話で・・・」
「・・・そんな」
信じられないけど・・・でも、・・・
「まあ、とにかくさ、僕は、君が来てくれて、ホッとしてるんだ」
「そうなのか?」
「いい奴そうだし。だけど、ここでは、自分で自分を守るしかないから。ところで、君、その中世のお姫様でいくの?普段から」
「あああ、これは、なんか、やられた」
「君が気に入られたんだったら、多分、仲間の所持品も調べられて、ダメなもんは廃棄されるけど、いくらか、戻ってくるかもしれないよ」
「・・・」
信じられないけど・・・でも、まだ、決まったわけじゃない。
数馬には、この短い時間で起こった出来事の全てが、夢のように、感じられていた。その悪夢は、やがて、事実となり、その上、更なる、追い打ちがかけられることになる。
~つづく~
みとぎやの小説・数馬編① 御相伴衆~Escorts 第一章 第一回
まずは、メンバーシップにご参加頂き、ありがとうございます。
ひとまず投稿の初回の時と同じ気持ちで、この原稿を作っているのですが、
もしも、一人でも、読んでくださる方がいらしたら、嬉しく思っています。
そのお一人である、あなたの為に、運営していこうと思っています。
どうか、愉しんで頂けたら、みとぎやも、大変、嬉しく思います。
このお話、実は、ラストの「第○回」の通し番号が大事です。
「○○」編とありますが、それが、代わる代わる出てくる形です。
それぞれの登場人物の視点が切り替わって、時間が進んで行きます。
マガジンには、この通し番号順に並んでいくと思います。
宜しくお願いします。
この前のお話は、スピンオフ作品にあります。
宜しかったら、ご一読、お勧めです。次回をお楽しみに。
更に、創作の幅を広げていく為に、ご支援いただけましたら、嬉しいです😊✨ 頂いたお金は、スキルアップの勉強の為に使わせて頂きます。 よろしくお願い致します😊✨