はじめに最近読んでる本 is 吉本ばなな/キッチン の私です。あの本の、『死』がうようよと漂っているのに悲哀に満ちているわけでもなくそこにただ生活がある、まるで死と生命の誕生が海で始まったのにそこにぽかんとしたお顔の魚達がいる、みたいなのが大好きです。 主題上の話は全く関係ないです。できればこの世界の住人全員読んでほしいけれど。(あとディケンズとヘミングウェイも!) Discordのサーバーを作成しました。MIXに関連するサーバーで、後学用&メモに活用して行こうと思ってます
はじめに生きることが死なないという営為にしないためにはどうすればよいか。ヘルマン・ヘッセの小説は少年情景と生死、そして自然に結び付いていて好きだ。車輪の下を読むと皆、「この主人公は僕だ」と思わせてくれるだろう。題意としてここでは今の僕の死生観をまとめるために、ハンスのこれまた誠実な生き様を見受けた社会と、ひとりぼっちに過ぎない私(或いは私たち)について述べる。ハンスが生きたのは自然あふれる、(これまた自分のもつ情景とよく似た地域)から社会生活に潜り出たドイツ社会。彼は周りの期
はじめにボカロPバンドマンのN●ileです。2023年に発見して好きだった曲いくつか紹介します。空き時間に書くので内容にそこまで踏み込めてないのは申し訳ない。あくまで個人的な紹介ということで悪しからず。 1 Galileo Galilei/あそぼ 一発目は私の一番好きなバンドの新譜から。令和になってYah Yah Yahの後続を聴けるなんて思わなかった。音像としては今のGalileo Galileiなのに歌詞が昔からの尾崎雄貴のアメリカ純文学的な言葉遣いなの素敵ね。
ボカロPバンドマンのN●ileと申します。 アンチオルタナティブ投稿祭は架空の投稿祭です。 ここではアンチオルタナティブ投稿祭とは何なのかを解説します。 陽光死 11月のボカロハード投稿祭に陽光死という曲を投稿した。 このあたりから私はボカロオルタナティブへの形骸化意識が強くなっていた故に、この曲はある種皮肉的な意識として近年ハードコアパンクの事象を交えてこれを投稿したつもりだった。結果この曲に対する反応はオルタナ的反骨心に従った僕を苦しめることになった。そりゃもう夜
はじめに ちょいと前に無人島に持っていきたい名盤についてTwitterのタイムラインで騒がれていた。 この題材に興味があり自分でもやってみたいと思いやってみる、というような土佐日記的なはじまりでこの記事を開始する。海をテーマに曲作ることが多いために、自分にはおあつらえ向きというわけだ(自画自賛)。また、完全に私の好み価値観で作成したのであしからず。 1 Milton Nascimento / Clube da esquina 今やMPBの超代表作で異国情緒とミルトン
はじめに インディーロック、ノイズ、J-POP、毛色の全く異なる3分野が好きな自分には仲間が存在しない。 故に自分の音楽価値観の提示と記録を目的にこの記事を作成する。自己紹介から入ろうと思うけど興味ない方はアルバムから入って欲しい。 自己紹介 こうして話を始めるとなると、君はまず最初に、僕がどこで生まれたかとか、どんなみっともない子ども時代をおくったとか、僕が生まれる前に両親が何をしていたとか、その手のデイヴ・カッパフィールド的なしょうもないあれこれを知りたがるかも