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文系・理系どっちにしようか。|選ぶ基準はあるけどそれよりも大切な事。
どうも、草冠です。
今日の記事は趣向を変えて。
人生の岐路に立っている若者に向けて、少しでも判断材料の足しになればと思ってこんな記事を書きました。
本来の目的とはだいぶ逸れるし、僕のフォロワーさんはおそらく既に社会人の人も多いから直接高校生諸君が見るという事は少ないかもしれない。
でも、誰か一人でもその目に留まって、納得した選択に繋がればいいなと思います。
それにもし、高校生のお子さんがいるような読者さんなら、「こんな考え方もあるよ」ってお伝えしてもらえたら僕は嬉しいな。
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それでは行きましょう。
僕が理系を選んだ理由
僕はこれまでの記事を読んだ方ならわかるかもしれませんが、理系を選びました。
理由は大きく二つ。
- 理科という科目が好きだったから
- 理転は難しいけど文転は簡単だと聞いていたから(理転・文転:文系なら理系に、理系なら文系に移る事)
僕がその選択を迫られたのは高1の終わりくらいかな?
もうこの時点で、数学とか正直そんなに得意じゃなかったんですが、それ以上に理科の話が好きでした。
宇宙とか本当に好きでしたね。
「え!?僕らが見ている太陽って8分前の姿なの!?なんで!?」
ってね。
こういう話題ってすごく面白いと感じられたんです。
どういうことか知りたいと思っていた。
だから、数Aとか数Bとか正直意味不明でしたが理系以外の選択肢はありませんでした。
最悪理系で活躍する可能性0だったとしても文転は簡単と聞いていましたしね。
何とかなると思っていました。
ですが、多分世の中の高校生の多くはそうじゃないと思うんですよね。
好きなことは友だちと話をしたり、ゲームをしたり、SNSにどっぷりつかっている事だったり、Youtubeを見ている事だったり…
それが悪い事だとまで言うつもりはありませんが、こと文理選択においては「判断軸にならない要素ばっかりだな…」って思っていると思うんです。
もっと将来の仕事につながるような好きなことがあったらわかりやすいのに…
そんな風に思っていませんか?
実はこれは考え方の問題なんです。
適性で文系・理系を選ぶ
仮にじゃあゲームで遊ぶ事が好きだとしよう。
ゲームを遊ぶ上でいつも君が無意識にしてしまう事はなんだろう?
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攻略法を検索する?
SNSにアップする?
スキルは絶対に説明を読み込む?
こんな何気ないところから、実は自分の文理適正が少しだけど見えてくる。
データを細かく見て分析する必要がある理系には、「テキトー」や「なんとなく」が許容されない。
(だからと言って文系だったら何でもいいとは言えませんが。)
細かな部分までこだわってゲームを進行していく、そんな性格なら「もしかしたら理系に向いているのかも?」と思ってもいいでしょう。
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あるいは、ギルドをいつも自分で作ってチームでクエスト攻略しているのであれば、そういったリーダーシップに楽しみを持っているのかもしれませんし、
今まで部活のリーダーやクラスの代表といった事をしたことがなかったとしても意外に適性があって、最終的には経営学専攻等の文系学問が向いているのかもしれませんね。
経営学が完全に文系なのかは怪しいところですが…
そんな風に、たとえ自分の好きなことが直接文系・理系に繋がらなかったとしても、その中でも細分化してよくする行動を見つけていくと、案外文理選択の判断基準が見えてくるものです。
簡単に自分の才能を決めつけてはいけないよ。
興味で文系・理系を選ぶ
そもそも論、文系と理系ってどう違うのかって話、しっかり理解が出来ているのか?という事も大切です。
そこがわかってないと、
文系にいったのは一生数学なんてしたくなかったからなのに大学に行ったら統計学を学ばないといけなかった…
というギャップを感じてしまいます。
それを言い出したら数学は基本的には付き合い続けないといけない学問になってくるんですが…
まぁその話はまたおいおいしましょう。
とは言えですね、文系と理系と言うのは実はそこまで大きな違いはないと僕は思っています。
もちろんどちらも細分化されて、最終的には全然違う学問をそれぞれ学ぶことになるとは思いますが、大きく言うと以下のような認識を僕は持っています。
- ”人”によって起こされる、もしくは起こされた事象・現象を数値化などで可視化し探求する学問を文系
- ”自然”によって起こされる、もしくは起こされた事象・現象を数値化などで可視化し探求する学問を理系
結局のところ、何かしらの現象・事象に対して
「なぜそうなったのか」
「この研究結果はどのように生かせるのか」
が重要になってくると思うんです。
国語や英語等の言語、歴史、経済なんかが文系科目に入ってくるのは人が作り上げたり、
起こしている現象だから文系と言うのはイメージつきやすいですよね。
科学や数学、物理なんかは自然界の法則を相手にしているので理系になると。
そう考えると工学やコンピューターサイエンスみたいなのは人間が作っているので分類が理系だと怪しいところもありますけど、
ロボットの設計はバチバチ物理現象が根底にありますし、
コンピューターも元をたどっていけば電気信号のオンオフを検知しているという話なのでこれも自然によるものと言っていいんじゃないかなとは思います。
なんにせよですよ。
重要な事は「相手にするのが”人”なのか”自然”なのか」という事と、「どちらも研究を証明する為には可視化、つまり数値化するフェーズが存在する」という事。
後者はどちらにも共通する事だからおいておいて、人に興味があるのか、自然や宇宙というもっと大きな概念に興味があるのか君はどっちだろう。
これから生きていく上で大切なのは…
ここまで、文理選択のヒントのお話をしてきましたが、参考になったかな。
適性で選ぶのか、興味で選ぶのか、どちらでも僕は構わないと思いますが、大切なのは「一つの軸」を持つ事です。
もしも仮に文系の方が適性がありそうだったから文系を選んだとしましょう。
その後数年が経つと、「あれ?なんで僕は(私は)文系を選んだんだろう」という疑問が9割9分生まれます。
まぁよくドラマや映画でもありますよね、
「あれ、俺何でこんな事やってんだろう」
っていう。
アレです、アレ。
変わらない日々や、自分の成長に停滞を感じると必ず思うこの疑問。
この疑問に対して自分で明確な答えが出せないとこれまたほとんどの場合、残念なことにいい未来が訪れない。
なぜなら、その停滞からいつまでも抜け出せないから。
でもこの疑問が生まれた時に明確な答えがパッと出て来るような、そんな自分のシンプルな「一つの軸」を持っていれば明確に自分が文系である理由が出て来るんです。
「自分は人を率いる事が得意だったんだ。この得意を活かしたくて文系になった」
このたった一つの軸があるだけで、その後の人生は間違いなく大きく変わる。
だから、文系理系どっちを選ぶにしてもその選ぶ理由はシンプルに、そしてずっと胸の内に秘めたる太い軸として、その理由を忘れないでいてほしい。
と、いう事で、今回の記事では文理選択のヒントや、結局何が大切なのかをお伝えしてきました。
参考になったかどうかはわからないけど、
この記事が君の最良の選択の一助になっていればとても嬉しいな。
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