旅先での出来事 【トレッキング🇳🇵】
わたしは海派である。
幼少期の海水浴は日本海だった。
冬場は今にも演歌が流れてきそうな
荒れ狂う海、日本海。
そうゆんじゃなくて、沖縄の海のような
深くクリアな あの青~~い海が大好きだ。
仰向けにプカプカ浮いてるのも
バシャバシャ泳ぐのも
タンクを背負って潜るのも、どれも好きだが
ただ眺めてるだけ ってのも大好物だ。
それだけで幸せな氣分に浸れる。
どっかの国のどっかの島やビーチに行き
暑い中 ただただ寝転がって太陽を浴びる。
持参した活字たちを読んだり📖して。
熱くなり焦げては海に浸かる、を繰り返す。
あぁ、なんて贅沢な時間だろうか。
まさにエネルギーチャージだ☀️☀️☀️
そんなわたしがネパール🇳🇵に行った時。
2週間程だったと思う、なので行くのは
カトマンズ周辺とあと他1ケ所に絞った。
この国は残念ながら海には面していない。
カトマンズのあのカオスがたまらなく好き。ダルバートを食べ、モモを食べ、人間ウォッチングして......
単なる街ブラだけでも十分心地よい。
いくらでも沈没していられる。
この時 あともう1ケ所として
なんとなく山間の場、ポカラを選んだ✈️
綺麗な景色を期待して美味しい空気を吸って
のんびりしようと思った。
KTM-PKR は 18名 + CA 、30分足らずの
フライト🛩️だった。
バス事故が多いという噂をあえて身をもって
検証したくもなかった というのもあったが
陸路ではないこの空路も、実際はそれなりに
スリルに満ちていた。笑
宿のおっちゃんに滞在中の予定を聞かれ
特別なにも計画してない旨を答えた。
どうやら多くの人は、トレッキング目的で
ポカラにやってくるらしい。
そんなことも知らずにいた。
そっかー、またしてもトレッキングになんぞベクトルが向いていないからポカラ自体の
情報を全然仕入れていなかったな。
山歩きって 正直 興味がない。が しかし
話していたら徐々に興味が湧いてきている。
我ながら影響されやすいなと思う。
それ用の装備はもちろんないし、そもそも
よくわかってない。けどせっかくここまで
来てんだから行かないテもない。
これって貧乏性の思考かもしれん。笑
この時期の天候がたまたま良い時節だった
ってことにも推された。
聞けば、日帰りやら1泊やらショートで行く
エリアは さほどハードではないらしい。
この時に🇯🇵日本から履いて来ていたのは
ありきたりの普通のスニーカー、だが
紐ありだし それでも 全く問題ないとのこと。
加えて(登山に適した)バックパックでもなく
🇯🇵一緒にやって来たのは何の変哲もない
大きめのリュックサック。
背負って長時間歩かなければならない。。。。
けど、わざわざ何ひとつ買う必要がない
状況下でも行けるのなら.….。ま、いっかー。
最少催行人数もなく、ワタシ1人でもOK👌
最終的に行く選択をし、入山許可証(?)なる
ものの発行手続きをお願いした。
日数分の着替えだけを準備し、それ以外は
戻るまで宿に一時保管させてもらった。
担当のガイドさんとは 顔合わせとして
出発前日に少しだけ会った。
ガイドとワタシ、2人で行くという。
食事場所も宿泊地も全て彼任せ。
案内されるルートで ついて歩けばいい、
ペースは ワタシにあわせてくれる、と。
3泊4日のショートトレッキング。
大体の目安地はあるとして、トレッカーの
コンディションや歩くスピードによって
その日の宿泊場所を決めるらしい。
到着時間もまた然り。予想とは前後したり。
朝食後8時過ぎには出発。14時15時くらいまで、のらりくらり且つ黙々と歩き続けた。
3日目の朝は5時に出て、
POON HILL (3,210m) へ 向かった。そこでは
多くのトレッカー達と共に御来光を拝んだ。
こうしてワタシは短い間ではあったが
平地から眺めるのとは全く違うヒマラヤの
絶景パノラマを目の当たりにした。
大自然の中に抱かれた。包まれた。
雄大な景色を堪能した。
山も悪くないじゃんと素直に思えた。
山に魅せられた人達が味わうであろう感覚の
おすそ分けをいただいた。
グランドキャニオン、カカドゥ国立公園、
シーギリヤロック、サハラ砂漠、・・・・・
スケールも大きく、壮大な眺めもたくさん
あったが、ヒマラヤの山々はなんて荘厳なんだろうと思った。
加えて 神秘的という言葉が断然ふさわしい。このコトバは "海"では感じ得ない特権のよう
な氣がした。
読んでくださり
ありがとうございました⛰️