世界でひとつの人形作家中嶋です❤︎40歳からの挑戦物語part4〜頭と心〜
皆様は、頭と心、どちらの割合がどのくらいですか?
どちらに従うタイプですか?
私は、26歳までは
頭 : 心 = 8 : 2
くらいだった気がする…
こうすべきだ、とか、よく考えて動いてたような。
心なんて不確かでどうにでもなるものは、無視してしまえ、と。
私がこう動いた方が、きっとうまく回る、とか、
そこに、こうしたい、とか、こうなりたい、とか、そんなものを野放しにしてしまったら、
周りの人を困らせてしまう、
心を頑丈な箱に仕舞い込んで、鍵をかけちゃっていました。
感じてしまったら、大変だから!
きっと、生き延びるために、必要な作業だったんですね〜
でも人間て、そんな都合のいいようにできていなくて。
その皺寄せは、あらゆるところに出てきてしまいました。
自分の事がよく解らないということは、
人の事も解るわけないし、人の気持ちも解るわけはない
自分の事も、人の事も、たくさん傷つけたような気がします。
陰陽のバランス、と言いますが、
マイナスな感情を閉じ込めて、感じなくしてしまった代償は、
キラキラと綺麗な感情も、感じにくくなっていたように思います。
きっとそのまま人生が終わる人もいる。
だけど幸運なことに、
私は主人と出会い、安定して過ごす中で、
過去の仕舞い込んでいた感情を一気に味わい尽くす、という経験をしました。
話を聞いてもらう、それだけなんだけど、
話しながら、
そんなことを本当は感じてたんだ、
とか、
思ってたんだ、
とか、
これは出した方が良かったのかどうだか、
と、
あまりに苦しくて辛くて、
どっちがいいのか分からないくらいでしたが、
うん、これは感じるわけにはいかない!
と、棚上げしていたんだなあ、小さい頃の私。
よく頑張って生きてきたよね、
と、自分で自分を抱きしめる作業でした。
10年以上もかかってしまいましたが、
自分を癒すと、
日々に感じる感情が変わってきて、
感じる事が変わってくると、
出る言葉や、表情や、行動、
選択が変わってくる
選択が変わると、
周りが変わってきました。
なんてしんどい世の中だ
と思って生きていたのに
世の中はこんなにも優しくて温かかったんだなあ…
なんでもないことに、
感謝や幸せを感じる事が増え
周りの人を大好きになり、
私が、大したことないと無視してきた
「心」
の大切さを知りました。
ひたすら現実主義でしたが、
今では目に見えないものの方を重要視して、信じるようになっています。
愛や、エネルギーや、情、信頼、幸せ、運…
私はお人形を作るときに、
たくさんのマイナスな感情を出し切った後に出てきた、自分の中の純粋できれいな感情にアクセスして、
お人形を作っています
作ったものには、作り手のエネルギーが良くも悪くも込められてしまう、そう信じています。
色々な経験を越えて
私の中から生まれたティアラちゃんは、
きっと受け取って頂いた方を幸せにします
鼻歌みたいに、
この子供みたいにワクワクする感情や幸せがうつればいいのに、そう思いながら作っています
皆さんは、
ご自分の心と
ちゃんとつながっていますか?