F-ZERO Xをレビュー
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こちらも参考に。
○ゲーム情報
ゲームハード 64。Wii、WIiUバーチャルコンソール、Switch配信済み
値段 5800円、Wiiは1000Wiiポイント、WIiUは1028円
ジャンル レース
○ゲームの登場人物
キャラが多すぎるので、主要人物のみ
キャプテン・ファルコン スマブラでおなじみの今作の顔とも呼べる、中年男
ジョディ・サマー 本作のヒロインの1人。タコが嫌いらしい
ババ 野生児の男性だが、コースアウトで落ちると女性の叫び声をあげる
サムライゴロー 日系人の和風の中年男。スマブラでもちょっと登場する
スーパーアロー 恐妻家のゾーダと因縁があるらしい
ミセスアロー スーパーアローの妻
こういう人間キャラもいれば
オクトマン、ゴマ&シオといった明らかな宇宙人もいれば、エムエムガゼルとサイボーグもいればレオンやビリーといった獣人もいれば、ゾーダなんて人間と言われてるが明らかに人間離れした人もいると結構何でもあり。
○ゲームの流れ
マリオカートと違って、コースアウトは一発アウト、HPが存在し、壁や他のプレイヤーとぶつかる、2週目以降ならダッシュすると減ってしまう。
ゼロになれば壊れてしまう。ただ、ゴール直前で壊れる成立前ならゴールが成立する。ゴール手前あたりに端っこに回復ポイントがあるが、壁がないため、コースアウトに要注意。
妨害アイテムなどは無いため、自分の実力のみでレースをするというシビアなものになっている。
そのため、自分以外の人が全員落ちると完全勝利するシステムになっている
グランプリ マリオカートと同じく登場機体が全て出るグランプリだが、30機もあり、敵はプレイヤーを見つけると落としにかかる。そのコースで落とされれば即リタイアで最下位、残機がなければ即ゲームオーバー、カップで全て1位を取らないとキャラが増えない鬼畜なグランプリ。敵を5台落とすと残機が増える。(初期は6人)一応、難易度がジャック→クイーン→キング→ジョーカーと上がっていく
デスレース 自分以外の29台を壊すか、落とすか、自分が壊れるまで終わらないレース。
練習モード 全てのコースを練習できる。グランプリで詰まったらやってみるのも手。
対戦モード 2人以上4人以下で対戦ができる
○個人的評価
評価はS(最高)→A→B→C→D→E(最悪)
ストーリーはなし。人物像は説明書などに描かれているが実際にセリフなどは無い
グラフィック A
ゲームバランスや難易度 E
操作性B
世界観 S
BGM S
ゲームの面白さ B
やり込み要素 C
総合評価 C
適正価格 800円(クソゲーという訳では無いが、WIiUのバーチャルコンソール値段でと考え、このゲームの鬼畜難易度を考えるとこれくらい。凡ゲーに近い)
○良い点
未来的でアメコミ、ロックな世界観がよく描かれており、グラフィックやBGMやSEもその世界観に準じたものになっており、よく出来ている。
獣人、人外、宇宙人となんでもありの個性豊かなキャラクターが多く、小窓のキャラクターの顔や準備画面のキャラクターの立ち絵のクオリティが高い
コースも3Dで綺麗に描かれている
キャラクターのマシンのカラーを変更出来る
設定上の時速1マッハのスピード感はしっかりできていて、スピード感を味わうことが出来る
ダメージが少なくなる、急カーブでの強さ、スピードが出しやすいなどの個人差が大きく、上手く振り分けられていて、個性豊かで2つとして全く同じ性能のキャラクターが居ない。ある程度後から変更はスピード設定で帰ることは出来るが、それでも個人差はきちんとある。
HPシステム、相手を落としたりクラッシュするなど、マリオカートとのの差別化ができている。
スピンアタックのやり方を覚えればデスレースも、相手をひたすら壊すのも楽しい
ストーリーがない代わりにグランプリ時のAIが友好的なキャラ同士だとお互いを守りながら走ってるし、敵対関係だとぶつかり合い、アタックしてることが多く、キャラクターの個体差をきちんと描いている
マリオカートより難易度が高く、マリオカートに慣れたユーザーでも苦戦する難易度。上級者向けレースゲーで上級者には嬉しいゲーム
とか言って、Bでダッシュ、AでアクセルとスティックがハンドルとRやLはスライドやドリフトに使う。ゲーセンのレースゲーのようなクラッチ操作がなく、走ってる分には操作感に不快感は無い。(スピンアタックは後述)
×悪い点
兎に角、難易度が鬼畜。HPシステムがあり、壁やライバルにぶつかればすぐにHPが減るし、コースアウトすれば一発アウトとかなりシビアなゲーム
AIがやたら賢い。プレイヤーを見つけるとスピンアタックで落としにかかるし、HPシステムもあり、グランプリでジャックでさえ勝つのは初心者なら投げてしまうところ。
スピードプレートをひとつでも見落とすと中々勝てない
スピード感があり、上下を反転するコースやツイストするステージも多いため、3D酔いがしやすい
キャラクターの立ち絵やコースなどは上手く作られているが、背景などがやや粗い
スピンアタックはコマンド入力がやや大変で覚えるのが結構面倒
ストーリーがないので、獣人、宇宙人、人外となんでもありな個性豊かなキャラクターの性格は全く掴めない
マリオカートと違い、スピンアタック以外での妨害はできないため、ただ、スピードプレートと回復プレートを踏むだけの単調なレースゲーになりやすい
回復プレートの回復量があまり多くない
○総評
キャラの立ち絵、小窓のイラストは上手く描かれているし、アメコミ風の世界観も上手く表現出来ていて、スピードも感じられ、背景やや荒い程度で演出面の問題は少ないゲーム。
ただ、このゲームの問題は難易度と3D酔いに尽きる。HPシステム、コースアウトしたら終わり、妨害できず、純粋にスピードを競い、AIもやたら賢い鬼畜な難易度とパイプの中を上下回るなどもあるので、目の疲れや3D酔いが結構キツい。私が結構3D酔いしやすく、だいぶ後から3DSを購入したが、3Dを切ってプレイしてたので、このゲームの3Dの大きなアクションは結構キツい。
レースゲー上級者には歯ごたえがあり、面白いが、初心者はおすすめできないゲーム。
○次回予告
ドラクエ10。やっと3人目の仲間、フウラを仲間にしたので、行けた場所や倒せた敵を書いてみる。