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藤井聡太三冠が豊島将之竜王からタイトルを奪取して四冠王になる確率は?



「豊島将之竜王」対「藤井聡太三冠」の竜王戦七番勝負が、明後日8日(金)から始まります。この将棋タイトル戦は2日制ですので、9日(土)の夜間には第1局目の結果が出ます。日本中の将棋ファンが注目している竜王戦ですから、この将棋が待ち遠しい方も推定数百万人はいるはずです。

その竜王戦ですが、大胆ですが早くも結果を予測してみました(笑)。

ズバリ、「100%、藤井聡太三冠がタイトルを奪取します!!!」と書きたいところですが、プロ将棋の世界はそれほど甘くはありません。比較的対局の少ない豊島将之竜王には、十二分な研究時間があります。それに対して、多忙を極める藤井聡太三冠にはそれほど時間的余裕はないはずです。今期の将棋竜王戦では、序盤研究に定評のある豊島将之竜王にも、十分にチャンスのあるシリーズだと言えます。

条件付きですが、以下のように考えました。


条件付き予想:対局前

対局前の現時点での確率:70対30で藤井聡太三冠が有利

大方の予想は、藤井聡太三冠の圧倒的有利でしょう。すでに叡王戦でも、藤井聡太プロが豊島将之元叡王からタイトルを奪取しています。9月13日のことですから、明後日の将棋にも多少の影響があるかもしれません。また、豊島将之竜王の不調説も一時流れていましたが、最近は藤井聡太三冠以外にはほとんど負けていません。竜王戦前の10局を調べますと、9月23日に広瀬章人八段に負けただけです。それらを加味しますと、「70対30」という数字が妥当ではないかと考えます。


条件付き予想:1局目終了後

1局目豊島将之竜王が勝った場合:60対40で藤井聡太三冠が若干有利

1局目藤井聡太三冠が勝った場合:80対20で藤井聡太三冠が圧倒的有利

上でも書いたように、プロの将棋は研究時間が勝敗に影響する場合が多いです。事前準備の量と正確さ(緻密さ)がそのまま勝ちに結びつくこともあります。そうしますと、1局ぐらいは研究した将棋にピッタリと嵌(は)まることもありえます。そして、その将棋は1局目に来ること可能性も0(ゼロ)ではないのです。その1勝目が最初の1局目の豊島将之竜王に来れば、60対40に数字が上昇することも「無きにしも非(あら)ず」です(笑)。


条件付き予想:どちらかが2勝先行している場合

豊島将之竜王が2勝0敗や3勝1敗の場合:50対50の五分

藤井聡太三冠が2勝0敗や3勝1敗の場合:90対10で圧倒的有利

要するに、豊島将之竜王の方が2勝多ければ、それでやっと互角ではないかということです。逆に、藤井聡太三冠の方が2勝多ければ、タイトル奪取に限りなく近くなります。特に、3勝1敗の場合、95対5ぐらいの数字でもいいぐらいです。


「条件付き予想」は、この辺りでやめておきます。詳細にやり出すと止まらくなるので。


所詮は外野の戯(たわむ)れ言

所詮、外野の予想などは戯れ言です。ですが、面白いので書いてみました。

将棋の結果は、決して確率だけで語れるものではありません。

両対局者には死力を尽くしていただいて、後世に語り継がれるような名局の将棋を残していただきたいものです。

個人的には、藤井聡太三冠の四冠や五冠、・・・八冠を見たいですが、結果は「神のみぞ知る」です。


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