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夫婦すれ違いあるある。「私が決めないと何も決まらない」を大解剖
こんにちは。奥山まめです。
初noteは、Instagramで反響のあった
夫婦すれ違いあるある。
解決策まで発信したら
「やってみます!!」の声が多く
やはりみんな同じところで悩んでるんだと思ったのでコラムで残してみることにしました。
旦那さんに一度でもイラッとしたことある人
奥さんをイラッとさせた自覚のある人
是非エンタメ感覚で読んでみてください。
すれ違いあるあるの中でも
結構多い案件がこれ。
妻側でよく聞くあれですよ。
「私が決めないと何も決まらない!!」
「旦那が受け身過ぎでイライラする!」
我が家の具体的なやりとりはこうです。
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このやりとりを見て
「会話が成り立ってるようで成り立ってないw」
「うちもまさしくこれでムカついてます」
など、共感の声がストーリーで届きました。
ランチひとつスムーズに決まらない。
デートでよくある光景ですよね。
でも、乗り越えた今となっては
ムカつくところか
うちの夫可愛くないですか?って受け取れるようになっています。笑
それだけじゃなくて
今となっては自ら調べて提案してくれて
連れて行ってくれるようになりました!
それは何故なんだろうと言うところを
ひとつひとつ解決していきますね。
コミュニケーション満足度は
どうやって決まるのか
男女関係のコミュニケーションに限らず
友人同士や、職場でも同じなんですが、表現としてテーマである男女関係主体で書いていきます。
「全然決めてくれない!!」
と現状不満を持っていたとしても
私が決めることも出来ない
となると、それもそれで不満になりますよね。
リードしてくれるのはいいんだけど
私の話も聞いて欲しいな、、、
と言うのも良く聞く話です。
人とのやり取りの中で抑えなくてはいけないのが
受容して表現される愛情
と
能動的に動いて表現される愛情
があるということ。
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受容して表現される愛情というのは
文字通り、あなたを受け入れることで
どんな君でも好きだよと表現するもの。
受け取り手は
「こんなに受け止めてくれるなんて嬉しい」
「いつも話を聞いてくれて嬉しい」
「ありのままでいいんだって思えて安心する」
と感じることができる、女性的な温かな愛情表現です。
能動的に動くことで表現される愛情というのは
例えば風邪引いた時にとかに
何も言わなくてもポカリ買ってきてくれたり、看病してくれたり、自分で自ら動いてくれるような愛情表現です。
受け取り手は
「私が欲しいものを見ててくれたんだなぁ」
「私の為に考えてくれたんだ」
「2人の関係を大切にしてくれてるんだ」
と感じることができる男性的な愛情表現です。
コミュニケーションの満足度は
この受容する事で表現できる愛情表現と
能動的に動くことで表現できる愛情表現の
バランス配分で決まるのです。
男の人は女性と幸せな顔が見たくて尽くす
ってよく聞きますが
女性だって、好きな人には尽くしたいと思うもの。
脳科学的に性差の傾向はあれど
必ずしもそうではない
というのがリアルなのかと考えています。
まず大事なのは
お互いの個性を知ること
性差の傾向はあれど
必ずしもそうではない。とするのであれば
あなた方ご夫婦(カップル)は
お互いどっちで表現しがちなの自己理解してますか?
というのが大事になってきます。
例えばではありますが
受容して表現される愛情得意さんの場合
・相手の選択を尊重する事は苦でもない
・話を聞くのが得意
・相手の好きなことしてる時の顔が好き
→だから受容するの好きだし得意
一方で受容得意さんが
能動得意さんであるかというと
そうであるとは限りません。
能動的に動いて表現される愛情苦手さんでもある場合
・自分の決めたことが
相手にとって良いか不安になる
・自分の話がつまらなかったら申し訳ない
・私が楽しくても相手が楽しくなかったらと考えてしまう
→だから受容するポジションにいたい
という事情が混在していた場合
「この人ほんと受け身だなぁ」
と捉えられてしまう可能性大となりますよね。
最初は一緒にいて心地いい人だな
と思ったとしても、関係が深まるほど
2人で決めなければならないことが増えます。
物事は表裏なので
ネガティブな部分が見えてきてしまう
故にそう思ってしまうのです。
なので、まずファーストステップとしては
自分がどういう傾向があるのか
相手がどうなのかをしっかり観察してみること。
出来れば書き出すのもいいです。
やってみて欲しいのです。
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最終的には
どっちも表現できるがゴール
上記でお話しした通り
人によって個性があります。
とはいえ
だから苦手が出来なくていい
ということにはなりません。
何故なら
コミュニケーション満足度
すなわち
コミュニケーションでの信頼深度は
受容と能動のバランスだから、です。
最初は個性を知って
個性を尊重することの大切さを感じ
「受容得意さんだから理解しよう」
となったとしても
本当にあなたがなりたい関係性じゃなかったり
私ばかり理解するのに頑張って
相手が理解してくれない、、、。
って辛い思いをするのなら本末転倒。
個性傾向に開き直り
個性を押し付けるのは
ただの怠慢です。
個性は自身を正当化するものではなく
より自分のために生かすものであり
相手の個性を大切に思い、表現するためにあるのです。
ここを誤解しないでいただきたいと思います。
診断系コンテンツに多いのが
「私こういうタイプなんで!」と
押し付けてくるのが多いこと多いこと。
大人になったらそんな正当化
通用せんのです。
バランスの取り方具体例
じゃぁ実際どうするのよ?
ってところを解説します。
それを解説する前に、登場人物紹介です。
奥山まめ(妻)
受容得意・能動得意さん
たーきー先生(夫)
受容得意・能動苦手さん
※あくまでも男女関係においての前提です
ではこのやりとりを
皆さん思い出してくださいね。
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奥山まめ→たーきー先生
「何で決めてくれないんだろう」
「本当は乗り気じゃないのかな」
「いつも決めてくれないから疲れてきたな」
という印象を持ちます。
(皆さんはどうですか?)
奥山まめが
自分と同じ個性をたーきー先生も持っている
この前提の場合
何も決めてくれない受け身夫
が出来上がってしまうんですが。
たーきー先生→奥山まめ
「まめさん食べるの好きだから楽しそうだな」
「まめさんの食べたいものが食べられたら、まめさんが喜ぶよね」
「提案したものがまめさんが食べたいものじゃないなら良くないよね」
「一緒に食べるのが楽しいから何でもいいんだよね」
という受容する背景があった場合
何も決めてくれない受け身夫
になるのかどうかと言ったらどうですか?
ただ、受容得意を存分にしている
というだけになります。
能動的に動く選択肢皆無。
一緒に行く、時間を割くことが愛情表現が前提で
コミュニケーションをとっている人になります。
違う個性を持つという前提であれば
お互いが一緒の時間を大切にしている
とも言えますよね。
多くがそうなっていても
気づかないで険悪になったり
すれ違ったりしています。
勿体無いですよね。
今回例に出したこの2人の場合
奥山まめの課題
→パートナーの背景を汲み取ること
たーきー先生の課題
→受容に偏っている状況を打破すること
となるので、それぞれの課題解決が
コミュニケーション満足度の向上になる
といえますよね。
打破しやすいのは
能動得意さんから動くこと
受容得意さんは
のほほんと平和なのがいいところですが
現状変えるぞ!という意欲はあまりありません。
なので、今回は能動得意さんから動きます。
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能動さん側が
「決めて欲しい」とちゃんとオーダーすること。
この時大事になるのは
ただ「たまには、あんたが動いてよ!!」
って雑に言わないことです。
受容得意さんは
「相手が喜ばないこと」について
かなり敏感に嫌がります。
なので
その不安をしなくて済むように一歩踏み出すのが重要です。
それがラインのそれです。
我らの場合は、たーきー先生が
・私の好みや今の気分をある程度知らされている
・土壇場ではなく事前にリサーチする準備時間がある
という条件を満たせば、能動的に動く愛情表現を不安なくやれることが多いのです。
これは人によるのですが
人によってのハードルの下げ方を見抜いてしまえば
イライラして頼むこともないし
能動側が抱え込むこともない、ということになります。
そして、ハードルが下がった状態で
何度か受容得意さんが能動的なことに成功体験を得た場合
(ちゃんと能動側は、嬉しい気持ちを存分に伝えてくださいね!礼儀です)
今度は自分から自己犠牲にならず、相手が喜ぶ能動的アクションを積み重ねてくれます。
その積み重ねがあったので、冒頭にあったように
今では自分からも
ガンガン調べてお店を決めてくれる
となります。
実際、新婚旅行とかでは
ガンガン能動的表現を発揮してくれていました。
その時も
・私の好みや今の気分をある程度知らされている
・土壇場ではなく事前にリサーチする準備時間がある
という条件に当てはまってたので、過去に遡り共通項出せると見抜きやすくなります。
無意識にやってくれてても
日常やってくれないことに目が行きがち
なのが、人間の認知なのではないかなと思います。
このアウトプットで
夫婦がいい感じになれたら幸いです。
3700文字くらいを最後まで読めたあなたなら
きっと出来ますね🤍お幸せに
コミュニケーションで悩んでる方
コーチとして行き詰まってる方へ
自己理解の深度診断、やってみてください!
盲点が見えてきますよ!