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幸せ感性力の道具7 「原点論」

「原点論」とは、

すべての結果は自分が創った
自分が創った結果なら自分が創り変えることができる
変えられるのは自分と未来

というものごとの捉え方、考え方の事を言います。

「すべての結果」の原点には、自分がいるということです。
「原点」には「時間的原点」と「空間的原点」があります。

「時間的原点」とは、
過去がどんな過去であっても、「未来」は常に「今」から始まるという事です。
「今」の在り方、選択、行動が未来を創ります。
もし過去からの流れを変えたいのであれば、「今」変えればよいのです。
そして、変えられるのは「自分」です。
また過去のある一点を「原点」として、「今」(結果)があります。
それを「事実」として受け取り、責任を引き受ける事が大事です。
「原点論」の言う「責任」は、
①「事実」と直面すること
②それは自分が創ったと捉えること(良いとか悪いという判断・解釈はなしで)
③次の一歩を踏み出すこと(コミット)
という事です。
「重荷として背負う責任」とは区別があります。

「空間的原点」とは、
ものごとへの影響力の原点は自分だという事です。
影響力の球の中心に自分がいるイメージです。
その影響力によって、世の中が変わり、未来が変わっていきます。
そして、その影響力は誰もが持っているのです。
ただ影響力には、自分のビジョン達成のために「効果的な影響力」と「効果的でない影響力」があると考えられます。
「効果的な影響力」は「原点論」に立った時に発揮されるようです。
「影響力」を発揮するためのプロセスは、行動やコミュニケーションです。
より効果的な「影響力」をトレーニングすることが重要です。

ロバート・タンネンバウムはリーダーシップのことを次のように表現しています。
「ある状況の中で行使され、コミュニケーション過程を通して、特定目標の達成に向けられた対人間の影響である」
「原点論」とは、リーダーシップの事でもあります。
あなたの人生におけるリーダーは、あなたしかいません。
自分の人生の、より良い創造のために「原点論」があります。

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