つよ えんちょう

北海道の千歳空港のほど近くにある安平町で「自らを生きる」力を育むためはやきた子ども園を…

つよ えんちょう

北海道の千歳空港のほど近くにある安平町で「自らを生きる」力を育むためはやきた子ども園を運営しています。毎月発行している保護者向けのお便りを綴っています。

最近の記事

#3 大切な心

朝、園バスが子どもたちを迎えに苫小牧に向かって走り、もうすぐ1つ目のバス停というところで、道端に高齢者の方が倒れていたそうです。気づいたバス運転手がバスを停め、介護し、救急要請。近くの病院の方、バス停にいた保護者の方に引き渡し、バス運行を再開しました。定刻より八分ほど遅れて運行となってしまいました。保護者の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、状況を理解していただき快く受け入れを行っていただきました。時間よりも大切なこと。 先日、小学二年生以下のサッカーの大会がありました。チー

    • #2 今この時が・・

      3年前の5月の想い・・・  三月の末のこと、家に残っていた最後の息子が引っ越しをしました。 「ごはんだよ〜」「は〜い」トントントンと聞こえる階段の足音も 今日や明日の事を話しながら息子達と囲む食卓も毎日繰り返されてきた出来事が今はもうありません。 私事ながら、一番下の息子が高校を卒業し、自分の夢を叶えるため、家を旅立っていきました。長男は某役所、次男は某教諭、そして、三男坊は航空整備士を目指し千葉へを引っ越し、それぞれが自分の道を歩み出したのです。 残された家には妻と二

      • #1 気持ち

        「おはようございます!」「おはよう」 朝、園で子どもたちを出迎えていると元気に挨拶してくれる子どもたち。「おはよう」と声をかけるとニコッと笑って通り過ぎる子、少し照れくさそうに顔を背ける子、声は出ないけど「おはよ」と口を動かそうとする子、いろんな子どもがいます。  お父さんお母さんも挨拶の声が聞こえないと「ちゃんと挨拶するんだよ」と教えてくれています。あいさつの大切さを伝えていくのはとても大事。その気持ちが伝わり、まだ声には出ないけれどみんな心で受け止めて、「おはようの気持