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絶望がくれるもの *HSP

「絶望」というともうどうにもならない
どう転じてもプラスになんて捉えられない
なんとなくネガティブなイメージを受けます。

わたしも今までの人生の中で
八方塞がりになったり、
激痩せするほど落ちこんだり、
消えてなくなりたいと思ったことが
何度かありました。

思い返しても、たのしくなるような
出来事では決してないけれど
その体験がくれる大切なものがあります。

それは
そこからなんとか立ち直った
というデータです。

一度目の失恋体験のあと
もう二度と恋なんてできないと
思いませんでしたか??

しかしながら、
人は生きていれば
多かれ少なかれ
恋を繰り返すものです。

そして訪れた二度目の
失恋体験のとき
それはそれは
辛かった。

でも、
以前にも同じような体験をして
立ち直ったことがある

というのは、大きな支えになったはずです。

わかりやすく失恋で例えてしまいましたが
どんなに困難なことがあっても
乗り越えた経験があるというのは
とても大きな財産だと思います。

これからさらに大きな悲しみや
苦しみに出会うかもしれない。
でも、あのときのわたしにとって
最大の悲しみ、絶望に対して
わたしは辛くて泣きながら嘆きながら
でも、なんとかしぶとく生きてこれた
それは自分で立派な経験になっています。

まっすぐに前向きに乗り越えたわけじゃないと
しても、またこうして今は笑うこともできる。
そう思えば、なんて自分はがんばったことか。
なんてガッツを持ってるんだと、たまに思い出しては
再認識するのも悪くありません😊

同じように辛かった経験をどうすることも
できなかったと記憶することも可能だけれど
それでは、今日までがんばった自分の日々を
ガッツを、誰がほめてくれるでしょう。。

なにもできなかったことではなく
なんにもしなくて済んだと考えてもいいと
思う。

なにかをしなければならない状態に
しないで済んだ自分。

あれ以上ひどい状態を
引き起こさなかった自分。

もしくは、二次災害
三次災害と、ひとつのことを
きっかけに、悪いことが立て続けに
起こったパターンだったとしても
そんな荒波を今日まで泳いで試行錯誤したのだと
したら、そんな自分てすごいなって思っていいと
思うのです*

今、荒波に揉まれて溺れそうになったら
無理にきれいに泳ぎきったりしなくていいから。

一年後の自分を想像することにしてみましょう。

わたしはきついことは長くて1年半続くと
自分に言い聞かせていました。
言い方を変えれば1年半経てば少し回復していると
思えたのです。

それはそれより前の絶望した体験からの
道のりがそうだったから。
そう信じることが可能になっていました。

現状は変わらないけど、
自分の心が変化して闇を闇としなくなったことも
あります。

どんなふうに受け取ってもいいし
できないのに無理にポジティブに考えるのとかは
やらないほうがいいけど
時間が経つと良くも悪くも人は変化をして
それをどんな形であっても成長と呼ぶのだと
わたしは思います。

ただただ今日を、今を
息をして耐え忍んでいるだけでも
ずっとずーっとすごいことになるときがあるから。

自分を信じて。

きっとこんな日は
一生は続けることはできないんだと

心に言い聞かせてほしい。

信じられない日もあるけど、
もう泣いてない日が来ちゃうこともあります。

それは忘れたことでも、悲しみがなくなったことでもなく
ただ、少しだけステージが変わること。
まだまだ泣ける日もあるなら、泣くべきです。
泣くだけのことが起きたのだから。
死ぬまで泣き続けるようなこともあると思う。

でも、大小差はあるけれど
なんとかしてきた自分もいたこと
忘れないでほしいと思います。

そして、どの自分を選んでも良いってこと。
自分のことは自分しか選択できないってこと。
だから泣きたい人は泣いてもいいし、
泣くのをやめたい人は泣くのが終わりになる日を
想像したっていい。

これ以上ないってくらい酷い目に遭うことが
あるけど、これをなんとか過ごせたら
このあと来るどんな嵐もこれ以上に大変では
ないだろうって思う気持ちもまた無敵です*

絶望体験なんてしなければ
しなくて済んだほうが幸せだと
昔は思っていました。

でも、今までのすべてが
今の自分の強さを作っていて
今ある強さで大切なものを守れているのなら
すべてなくてはならない大切な一部だなと
思えます*

悪い出来事も悪いだけで終わらせない。

この根性があるのも
きっと打たれ続けた経験の中の
ご褒美なのだと思います😊

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うさむね
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