
☆10 アニメ2、3話の用語解説
アニメ一期二話三話について、聞いただけでは分かりにくい言葉の漢字表記だけでも残しておいた方が良いかと思い、書いてみることにした。
「明光殿(ミングァンでん)」
北方を守護する明光将軍を祀る廟。
「小蛍(シャオイン)」
破れた裾を隠そうとした謝憐に平手打ちをかまし、のち花嫁に化ける謝憐の着付と化粧を手伝った。
「小彭(シャオポン)」
賞金稼ぎたちの頭。当初、小蛍を花嫁に仕立てて鬼花嫁を誘き寄せようと企んでいた。ごろつきを引き連れて悪さばかりしている、と与君山の麓辺りでも有名。
「青鬼(あおおに)」
青灯夜遊とも呼ばれる「戚容」のこと。絶に近い凶の鬼。(尚、「絶」「凶」は鬼の等級。どの程度の強さなのかは「☆14 手相」を参照されたく。)
死体吊るしの森を作りたがることで有名。
「顔に包帯を巻いた少年」
与君山に住んでいるらしい少年。空腹のあまり盗みに入ったところを小蛍が見つけ、山に帰して世話をしていた。鬼花婿の正体だと疑われていた。
「お金があれば投げ銭を、無ければ声援を」
暴れ出した花嫁たちを次々鎮める謝憐に、賞金稼ぎの男たちが喝采を送った時、つい口走ってしまった言葉。八百年人界を放浪していた謝憐は、がらくた集めと大道芸でお金を稼いでいた。その大道芸の折の口上。
「霊文(リンウェン)」
天界の人事を司る文神。鬼花婿捕獲の一件を、謝憐に依頼してくれた神官。
「宣姫(シュエンジー)」
かつて裴茗(明光将軍の本名)と戦った、敵国の美しい女将軍。負けて自害しようとしたところを裴茗に阻止された。その後、宣姫は解放されるはずだったが、彼女は納得せずに残り、裴茗と深い関係になった。宣姫は添い遂げたいと願ったが、裴茗はその場限りのつもりであり、二人の思いの違いが、やがて宣姫を嫉妬と恨みに固まる鬼へと変えた。
与君山で一連の出来事を引き起こした「鬼花婿」の正体。
「裴宿(ペイシュウ)」
裴茗の子孫。明光殿の副神。霊文殿から連絡を受け、宣姫を引き取りに来る。
「人面疫(じんめんえき)」
体に人の顔のようなしこりが次々と出来る疫病。この疫病の蔓延により、謝憐の祖国「先楽国」は滅んだ。当初は、焼いたり切除したりして、治そうとしていた。
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