華流ドラマ
私が華流ドラマを観たのは『三国志』が最初で、これが『三国志演義』だったか『三国志 Three Kingdoms』だったかはよく覚えていない。もしかすると両方観たかも。他にも『三国志~趙雲伝~』は間違いなく観た。
そんな感じで『三国志』関連のドラマは何本か観てきたんだけど、一番面白かったのは『三国志~司馬懿 軍師連盟~』(リンク先はBS日テレの該当ページ)だった。
『三国志』そのものにハマったのは、吉川英治の『三国志』を読んでからで、御多分に洩れず、諸葛亮が一番好きだったけれど、『三国志~司馬懿 軍師連盟~』は、そのライバルといわれた司馬懿の話で、切り口が新鮮だったのと、主役のウー・ショウポーが抜群に良かった。時にコミカル、時に重厚な演技で、魏の内情もよく知れて面白かった。
奥さんに頭が上がらないみたいなところとか、諸葛亮にやたら張り合おうとするところとか、よく覚えてる。
三国志以外だと、『宮廷女官 若曦 (ジャクギ)』(リンク先はBSテレ東の該当ページ)をよく覚えている。弁髪美青年がわんさか出てくるドラマ。タイムスリップものなので、歴史は変えられないし、でも後の歴史を知ってるから何とかしたいと思ってしまうし、みたいなジレンマを描いている。
仙人の出てくるドラマは何本も観たはずだけど、意外と覚えていない。
あ、これは言っておかなくちゃ。『山河令』(リンク先は公式サイト)。
いやあ、良かったねえ。龔俊[ゴン・ジュン]が美しすぎた。んで、張哲瀚[チャン・ジャーハン]といちゃいちゃしすぎ。
『陳情令』の王一博[ワン・イーボー]は単体で見るとちゃんと藍忘機のイメージなんだけど、魏無羨の肖戦[シャオ・ジャン]と並べて見ると、ちょっと線が細い。攻めのイメージが湧かないんだよね(少なくとも、私には)。
その点、ゴン・ジュンの温客⾏は迫力がある。すごく良いと思う。
ちなみにお気に入りのキャラクターは葉白衣。
最近観たドラマは、またまた歴史物だけど『始皇帝 天下統一』(リンク先はBS11の該当ページ)。これ観て、日本のマンガ&アニメの「キングダム」が中国で人気のない理由がよくわかった。「キングダム」は史実と全然違うんだと思って。
このドラマは、呂不韋[りょふい]がもう抜群に良かった。ああ、こんな人だったんだ、納得ってなった。嬴政[えいせい]のお父さん嬴異人[えいいじん]が本当に好きだったんだなって。
あとは李斯[りし]。どこがどうとか言えないけど、何か好き。顔?
華流ドラマは良いんだけど、とにかく長いから(少なくて五十話とか)観るのに時間と気合いが要る。それが続かなくて途中でやめちゃったのもたくさんある。
あ、基本的に現代物と恋愛物は観ていない。元々あんまり好きじゃないから。
また時間ができたら観たいなあ。それがなかなか難しいんだけど。