第3節 VS.英検1級
自己肯定感が低下した今日この頃。
身の回りのものが信じられなくて、目に見える成果を求めようとしていた。
私たちの生活は目に見えない誰かの頑張りで成り立っていることが多いが、一方で時々心が折れかけて目に見えるものを欲する時もある。
といった心境になり、比較的得意な英語をもう一度勉強し直してみようかなと思いました。
資格試験の勉強方法っていくつかあると思いますが、私が採った方法をここでご紹介します。
①自分の実力を書き出してみる
②実際に過去問を解いてみる
③過去問を解いた時の感想を書き出してみる
④①と③を見比べてギャップを知る
というフローを採りました。
一つずつ説明いたします。
①実力の書き出し
これは単純に、自分が合格のレベルをどのようなものとして捉えているかを知るためにやります。
例えば、英検1級を例に取ります。
・パス単をやっとけばいけるっしょ
・リーディングはノリでいける
・リスニングは練習重ねなきゃなぁ
みたいにです。
ここでのポイントは、あくまでも現状自分がどう捉えているかを書き出すだけなので盛らなくていいってことです。
②過去問を解いてみる
まあこれは言わずもがなですね。
ただここでもポイントがいくつかあります。
・時間をかければ分かりそうなのかどうか
・何が今自分に足りていないかに思考を巡らす
時間をかければ分かる→実践練習不足
時間をかけても分からない→知識不足
に大別するためにも重要です。私は前者は△マークを、後者は?マークを付すことで分けてました。
③過去問の感想
ここでのポイントはただ一つ。
「できるだけ詳細に書くこと」です。
例えば
・全然単語足りねえ、やべえかも
・リーディング分量多くね?どうするよ
・リスニング早すぎ。何メモすればいいんだ?
みたいな感じです。正解はないのでとにかく試験中に感じだことを書き出します。
できれば試験を解いた後すぐにやるのがおすすめです。
④現状とのギャップを認識する
①の現状認識と③の感想を突き合わせると、大体が認識のずれがあると思います。
そのずれが最も優先順位を上げて学習するべきところになります。
もう少し説明させてください。
例えば、自分の苦手科目が数学だった場合、テスト前には数学は否が応でも勉強すると思います。自分が苦手と認識しているからです。
ところが実際テストを受けてみると、数学以外にも古典ができなかったみたいな経験があると思います。
もちろんこれは、勉強時間を数学に割きすぎたとも言えますが、何よりも自分が古典を苦手科目として認識していないということにも問題があると言えます。
つまり、隠れ苦手のような認識できていないものがあるということです。
資格試験のような範囲が決まっている試験でこのような分野(範囲)があるのは、大変危険であると言えます。
まとめます。
勉強の優先順位は
・自分が認識できていない苦手分野
(③には出てきたが①には出てこなかった分野)
・自分が認識できている苦手分野
(③にも①にも出てきた分野)
でやることをお勧めします。
そして私はそのようにして過去問を解いています。
同志の方の参考になれば幸いです。