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野草デビュー 182 さんじゃくバーベナ
園芸種でも野生化したものは野草デビューに加えています。
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さんじゃくバーベナの鉢にオキザリスが我が物顔
このさんじゃくバーベナもお豆腐屋のおかみさんから貰った植木ばちです。「チョンチョン花」だそうです。あだ名かおかみさんの故郷の呼び名かもしれません。どこからか植木鉢に生えてきたのだとか。
Googlelensで「さんじゃくバーベナ」と出ました。
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もらってもちっともうれしくない植物でした。雑草としか思えない乱れた形。あってもなくてもいい花でした。
「さんじゃくバーベナ」は牧野園芸種図鑑にも載っています。
名前を知ってごめんなさいという感じで、改めてこの花を観直しています。
花付きはとても良くて春からずっと咲いてるような気がします。とにかく強い。
茎や葉がザラザラして竹ひごのようです。三股で伸びて玉のような花がつきます。
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牧野富太郎 学生版原色植物図鑑 園芸編
さんじゃくバーベナ
南米原産の半耐冬性多年草で、花壇や切り花に栽培する。
南カロライナからテキサスでは野生化している。
草丈60~120cmで茎葉にざらざらした短毛がある。
葉は楕円状披針形長さ10cm位で、縁に歯があり、基部は茎を抱く、三叉状に小枝を斜め出し花を頂生する。
花は無柄で長さ3.8cm位の密な穂状花序をなして業生し、時に円錐状をなす。
総苞片は顎とほぼ、同長、顎は管状で5隆起及び5歯を有し、花冠は筒状・径2ミリ位で5裂し青紫色を呈する。
雄蕊4、子房は4室で各室に1卵子がある。株分け挿し芽でも増えるが春秋蒔とする。
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写真はウイキよりお借りしました
ウイキではヤナギハナガサが学名とのことです。
ウイキより
ヤナギハナガサ(柳花笠、学名: Verbena bonariensis)は、クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草。
サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)ともいう。
キク類 Asterids
シソ目 Lamiales
クマツヅラ科 Verbenaceae
クマツヅラ属 Verbena
種 ヤナギハナガサ V. bonariensis
学名 Verbena bonariensis L.
和名 ヤナギハナガサ(柳花笠)、 サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)
特徴
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写真はウイキよりお借りしました
強健な、直立して開いた株立ちになり、茎には剛毛が多い。
断面は四角形で中空。 粗く分枝した枝には、長楕円形から皮針形の、最大で13センチの葉が数枚つく。
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写真はウイキよりお借りしました
葉にはしわがあり縮んでいて、裏面に毛が生えている。
基部では茎を抱く。
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写真はウイキよりお借りしました
高盆状の青紫色の直径6ミリの花が、円錐に似た幅5センチほどの集散花序についている。
分布・生育地
南アメリカ原産で、日本(北海道から九州)にも帰化している。
日本には園芸植物として導入されたが、野生化して空き地や道端などに生える。