薬草デビュー ⑬ 夏!スベリヒユ


生えてる生えてるスベリヒユ

スベリヒユを覚えると、といろんなとこに生えてる!と気がつきます。
薬草の効能も抜群のスベリヒユ🎉✨😆✨🎊毎日食べてます😆


シチューにトッピング

ブログ「暦生活」さんのスベリヒユ記事より

スベリヒユ効能


とくに近年ではオメガ3脂肪酸の含有量が抜群に高いことが証明され、アトピーや皮膚炎、血圧や心臓疾患など、スベリヒユの効能は多岐に渡ります。

オメガ3脂肪酸(体内で作ることのない必須脂肪酸)は善玉菌を増やして腸内環境を整え、免疫力をアップさせる貴重な油分で、えごま油や亜麻仁油、青魚などに含まれていますが、じつは雑草と思われているこのスベリヒユの含有量の方が、圧倒的に高いのです。🎉✨😆✨🎊

スベリヒユは乾燥に強く、畑など陽当たりのよい地面を這うように繁殖します。

その生命力の強さゆえに厄介な雑草とされていますが、その強力な解毒、消炎作用は「天然の抗生物質」といわれるほど。

解熱、咳止め、止血、鎮痛、整腸、湿疹、虫刺され、皮膚炎、抗菌などに昔から使われてきました。

畑のほか、潮風にも強く、海辺にもよく生えています。草取りをして炎天下に放置しても、また根付いてしまうほどの生命力の強さ。江戸時代は日照り続きのときの食料となる救荒食物でもあったことから、日照り草ともいいます。

漢方薬では馬歯莧(ばしけん)として知られ、別名は五行草(ごぎょうそう)。葉が青く、茎が赤く、花は黄色、根は白く、種が黒いことから、陰陽五行の五行の色がすべて揃った薬草の意です。

そのため長寿菜、長命菜などの呼び名もあり、昔の人はその効果を実感していたのでしょう。山形ではヒョウと呼ばれ、干してぜんまいのように冬の保存食として活用し、病除けの縁起物として正月に食される郷土食となっています。夏の土用に干したものがいちばん美味しいとされるのは、もっとも元気に繁殖するのが夏だからでしょう。

ほぼ全国でさまざまな呼び名がついていることから、昔から人々の暮らしに身近であったことがよくわかります。

長野では日照り草、群馬ではごんべえ、新潟ではトンボ草、鹿児島では仏耳(ホトケミミ)、沖縄ではニンブトゥカー。

全国どこにでもあって、野菜として流通することがないために忘れられてしまった有用植物のひとつです。 

天然の抗生物質ともいわれ、オメガ3脂肪酸の含有量ピカイチの植物ですから、ぜひ見直していただきたいものです。

食べ方は茹でておひたしにすることが多く、辛子醤油、胡麻和えなどで味つけします。特にクセもなく食べやすい味ですが、収斂作用のあるわずかな酸味と、ぬめりが特徴です。包丁で叩くと、さらにぬめりが出るので納豆やオクラとも相性がよく、夏バテ防止にも最適です。


牧野富太郎原色植物図鑑よりスベリヒユ

黄色の花は夏の間に咲きますが、一日花で、晴れた日の午前中しか開花しないため、あまり目につかないかもしれません。


スベリヒユは夏の暑さを好み、乾いた土地を選ぶ多肉植物特有のCAM植物で、一般の植物とは真逆で、昼間の水分の蒸発をふせぐために、夜間に気孔を開いて二酸化炭素を溜め込み、その二酸化炭素を使って光合成を行っています。その二酸化炭素の貯蔵に使われるのがリンゴ酸などの有機酸で、酸味があるのはそのためです。 最近は道の駅などで販売されていることもあります。近くに生えているのをみかけたら、長寿菜として、ぜひ召し上がってみてください。
😌🌱💓🍀😌🌱💓🍀😌🌱💓🍀

スベリヒユ好きすぎてプランターに植えました。
毎日食べたいスベリヒユ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?